【先週】【ラストマン第2話】心太朗（大泉洋）の過去は⁉︎　実父を演じる津田健次郎の登場にも注目が集まる
福山雅治主演×大泉洋出演×黒岩勉脚本のTBS系日曜劇場『ラストマン―全盲の捜査官―』の第3話が、5月7日に放送された。

心太朗（大泉洋）とのバディで事件を立て続けに解決に導いた皆実（福山雅治）が、捜査一課に正式配属となった。これで事件に心置きなく関われると喜ぶ皆実を尻目に、佐久良（吉田羊）は今まで以上に捜査に邁進する。

そんな折、お騒がせ俳優の本条海斗が殺害される事件が起こる。第一発見者は大物俳優の羽鳥潤（石黒賢）。実は、皆実は羽鳥が出演する刑事ドラマの大ファン。早速、心太朗と共に彼の仕事場へ。

いつものように室内をくまなくチェックする皆実。その様子に心太朗は気付いていたが、皆実は何を見つけたか心太朗に教えない。「何か気付いているなら、ネタは共有してくださいね」という心太朗に対し、皆実は「私のバディは、そんな必要はないはずですが」と返す。バディとして、心太朗の捜査能力を試していたのだ。そんな皆実の態度に発奮した心太朗は捜査に本腰を乗り出す。

死亡推定時刻である深夜1時頃に、殺害現場付近の公園で「あんたのことぶっ殺しにきたんだよ」という声が聞こえていたという証言が上がった。また、羽鳥とドラマで共演中の女優・篠塚真菜（山下リオ）と、そのドラマでプロデューサーを務める風間みどり（福田麻貴）は、本条から金の無心を受けていたという。

篠塚や風間などの怪しい人物を中心に捜査を進める中、羽鳥潤が自供した。羽鳥の台本に本条の血液がついていたことも手伝い、事件が片付けられそうになったが、皆実はその線を否定。

そもそも犯行現場も、死亡推定時刻も誤っていたというのだ。本条のことを自宅で殺害したあと、遺体を公園まで運び、公園で本条が過去に出演していたドラマの「ぶっ殺しに来たんだよ」というセリフの音声を流していた。

アリバイ工作にしても、必要以上に手が込んでおり、不自然なところが残る。その理由は、羽鳥に本条の殺害以外にも後ろめたいことがあり、それを隠そうとしていたためだった。羽鳥は篠塚と不倫をしており、その発覚を恐れた篠塚に脅され、嘘の自供をしていたのだ。

しかし、本条を殺したのは篠塚ではなく、風間だった。実は、風間も羽鳥潤と不倫しており、それをネタに恐喝してきた本条を殺害したのだった。