【おとなりに銀河】流れ星の島で、一郎(佐野勇斗)としおり(八木莉可子)が出す答えを見届けたい
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marumi
一郎としおりにとっては“難敵”とも言える五色家はじめ、流れ星の島関係者が登場せずに終わるかに思われた第7週。ラストに、しおりの気持ちが理解できない母・都(河井青葉)の心労による罰を受けて、傷を負う父・健(前川泰之)が登場し、最終週の行方ににわかに暗雲が立ち込める。自分がコントロールできないことで、大切な人が苦しんだり、傷ついたりする苦しみを背負うのが“姫”たる者の宿命。しおりが島を出る決意をしたのも、宿命がもたらす苦しみを、自分の力で断ち切りたかったからだと回想で知ることになる。
小さな積み重ねが幸せな日常になることに気づいてしまったしおりが、宿命に殉ずる幸せを信じて生きてきた母・都と果たして折り合えるのか。一郎としおりの結婚は認められるのか。幸せとは何なのか?—— ふたりが出す答えを見届けたい。
NHK夜ドラ「おとなりに銀河」レビュー
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