水の色の変化が神秘的な日本の【湖・沼】2選。 旅行ジャーナリスト・津田令子さんおすすめ
福島県【五色沼湖沼群】
刻々と変わる水の色に魅せられる
毘沙門(びしゃもん)沼、青沼、赤沼など、1888年の磐梯山噴火によって、桧原湖と同時にできた大小30ほどの湖沼が点在し、エメラルドグリーン、ターコイズブルーなど、さまざまな水の色を楽しめる。
「水に含まれる鉱物質の違いなどにより、沼ごとに色が異なります。同じ沼でも季節、天候、時間帯などで色が変化するので、何度訪れても見飽きません」
ハイキングコース「五色沼自然探勝路」では、片道徒歩約1時間20分で五色沼湖沼群を巡ることができる。
2016年にはミシュラン・グリーンガイド1つ星に認定された。
【DATA 】
所在地/福島県耶麻郡北塩原村桧原 交通/JR猪苗代駅からバスで約30分
青沼
湖沼に群生する苔と光の具合で、日時によってエメラルドグリーンともコバルトブルーともいわれる美しい色彩を放つ。湖沼群の中でも特に神秘的な雰囲気。
毘沙門沼
湖沼群の中で最も大きい沼。手漕ぎボートを楽しむことも。夏に水の青さが深まり、野鳥の姿も多く観察できる。紅葉のスポットとしても人気。
るり沼
青く澄んだ美しい沼。見る場所によって、水の色が変わる。
※この記事は「ゆうゆう」2020年8月号(主婦の友社)の内容をWEB掲載のため再編集しています。
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旅行ジャーナリスト
津田令子
つだ・れいこ●日本観光協会を経てフリーのトラベルキャスターに。NHK学園や文化センターの講師、NPO法人ふるさとオンリーワンのまち理事長などを務め、旅や街歩きのよさ、地方の魅力を発信している。FMラジオ「熱海湯河原Ciao!」の「土曜旅カフェ」レギュラー出演中。『旅行新聞』でコラム連載中。『接客革命』(芦書房)など、著書多数。https://r-reco.rexw.jp/
つだ・れいこ●日本観光協会を経てフリーのトラベルキャスターに。NHK学園や文化センターの講師、NPO法人ふるさとオンリーワンのまち理事長などを務め、旅や街歩きのよさ、地方の魅力を発信している。FMラジオ「熱海湯河原Ciao!」の「土曜旅カフェ」レギュラー出演中。『旅行新聞』でコラム連載中。『接客革命』(芦書房)など、著書多数。https://r-reco.rexw.jp/