ポリ袋たった1枚で簡単おかず。しっかり味がからんだ、お肉料理2品
食材をポリ袋に入れて、もむだけ漬けるだけで完了。あとは焼いたり煮たりするだけで、 あっという間に立派なおかずが完成! フードコーディネーター ほりえさちこさんに、ポリ袋を使って手間を極力省いたレシピを教えていただきましょう。今回は、肉おかず2品。ポークチャップとチキンピカタです。
このレシピで使うのに向いているポリ袋
SやLより、Mサイズ
スーパーや100円ショップなどで売っているMサイズのものがベストサイズ。おかずなら2 人分、副菜の作りおきは4 ~5 日、保存が可能です。
ポリ袋のここがすごい!
POINT1 手も作業台も、シンクも汚れない
ポリ袋さえあれば、材料を入れるボウルは不要。まぜたりこねたりするのにゴムべらや泡立て器もいりません。おまけに粉や生地が飛び散ることもなくて、ノーストレス! 作り終わったあとの洗い物といえば、計量スプーンとフライパンくらい。とにかく材料を入れてもめばOKという潔さは、ポリ袋を使う最大の魅力です。
POINT2 使う調味料が「超」少ない
ポリ袋は効率的に調味液を食材にしみわたらせることができるため、最低限の調味料で下味をつけることができます。から揚げや煮卵など、レシピによっては普段の半分以下の量になるものも。必要以上に調味料を使うことがないから、とってもエコ。もちろん節約にもつながります。
POINT3 保存にスペースをとらない
作りおきや下味をつけたものを冷蔵室内にしまうとき、保存容器やボウル、バットに入れるとスペースをとりますよね。でもポリ袋なら重ねることもできれば、折りたたむこともできるので、まさに変幻自在。ちなみに食材を入れて1 カ月ほど冷凍も可能。薄切り肉や刻んだ薬味、輪切りにした野菜は、ならして冷凍できるので、スペースの有効活用ができます。
ポークチャップ
ケチャップベースのソースに、バターでこくをプラス。
ごはんを添えてハヤシライス風にしても◎
材料(2人分)
豚こまぎれ肉… 250g
玉ねぎ… ½個
【下味】
トマトケチャップ… 大さじ3
中濃ソース、酒… 各大さじ1
バター… 10g
塩、こしょう… 各適量
下準備
●玉ねぎは縦に薄切りにする
作り方
①ポリ袋に豚肉と玉ねぎ、下味の材料を入れてもみ込む。
②フライパンを熱し、①を下味ごと入れていためる。肉の色が変わり、玉ねぎがしんなりとしたら塩とこしょうを加えて味をととのえる。あればパセリのみじん切りを振る。