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【クリスマスローズの苗、土、鉢の選び方】園芸店のスーパーバイヤーが伝授!

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園芸ガイド編集部

【クリスマスローズの苗、土、鉢の選び方】園芸店のスーパーバイヤーが伝授!

大きくしっかりとした葉が出ている株を選びます。

うつむいて咲きながら、凛とした空気を漂わせる宿根草

宿根草とは、一度植えると毎年花を咲かせる植物のことです。冬に地上部が枯れても地下部が生き続け、翌年再び芽を出す植物を指すことが多いです。​

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クリスマスローズ。ベランダや庭で、上手に大きく育ててたいものですね。苗を購入する前に知っておきたい基礎知識を、クリスマスローズに力を入れていることで知られる園芸店「金久(かねきゅう)」のスーパーバイヤー神藤直行さんに教わります。この花ならではの特性と育て方を、しっかり覚えておきましょう。

こちらもどうぞ。 【クリスマスローズの庭実例】達人のプライベートガーデン&みずから交配し育てる愛情たっぷりの庭

1株だけでも庭がなくても育てられる宿根草

クリスマスローズは花の個性が多様で、魅力がつきない花です。とはいっても、まだ育てたことなない方にとっては、その他の草花に比べると「高嶺の花」と感じるかもしれません。

「でもうまく管理すれば毎年花を楽しめますし、大株に育てることもできます。庭植えはもちろん、ベランダしかなくても鉢植えで十分花を咲かせられます」と神藤さん。

まずは1株から、ぜひ育ててみましょう!

【クリスマスローズの苗、土、鉢の選び方】園芸店のスーパーバイヤーが伝授!(画像2)

著名ナーセリーが育種したお宝株から、育てやすくお手ごろなガーデンハイブリッドまで、1〜2月の金久にはクリスマスローズが所狭しと並びます。

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疲れやすい、手指がこわばる、汗をかきやすい……。これまで経験したことのない体調不良に戸惑う時期ですが、この時期の不調は「これって更年期?それとも単なる老化?」と判断がつきにくいものも多く、どう対処すればいいのか不安を抱える人も多数。

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はじめて育てるなら開花株からスタート

特に、はじめてクリスマスローズを買う場合は、開花株を購入するのがおすすめです。種類にもよりますが、開花株は12月から2月くらいまで店頭に並びます。

「通常は3年生の苗なので、株もしっかり育っていて安心して育てられます。ネット通販も便利ですが、実際に園芸店に足を運んでみることをおすすめします。花色、花形、草姿などを自分の目で見て、長くかわいがれるお気に入りの株を見つけましょう」

購入したらできるだけ早く植えかえる

開花株は、購入したらできるだけ早く植え替えます。すでに根が回っている場合もありますし、早く植えかえれば二番花以降のつぼみの開花も楽しめます。

「クリスマスローズは地植えでも鉢植えでも育てられますが、1株なら鉢植えから始めるのもおすすめです。鉢なら、開花中は花がよく見える場所に置くなどして楽しめますし、夏場に日陰に移動させるときなども簡単です。栽培ポイントの基本さえおさえておけば、丈夫に育ってくれますので、ぜひ長くじょうずにつきあってくださいね」

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PICK UP 編集部ピックアップ

寄せ植えとは、複数の植物を1つの鉢やプランターにまとめて植えることです。花の色や形、高さのバランスを考えることで、美しいアレンジが楽しめます。同じ環境を好む植物同士を組み合わせるのがコツです。季節ごとに植え替えれば、年間を通じて楽しめる人気のスタイルです。

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赤玉土とは、関東地方の火山灰土壌から採取される粒状の土で、園芸用の培養土として広く使用されます。通気性と保水性、排水性のバランスがよく、単独で使用することも他の土と混ぜて使用することもできます。粒の大きさにより小粒・中粒・大粒に分類され、植物の種類や用途に応じて選ぶことができます。

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寒冷紗とは、綿や化学繊維でできた目の粗い布で、植物を日差しや霜、害虫から守るために使います。目の粗さや色の違いで、遮光率が変わります。

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夏越しとは、暑さに弱い植物を夏の高温や強い日差しから守り、元気な状態で夏を乗り切らせる管理のことです。鉢を日陰に移動する、風通しをよくする、水やりを工夫するなどの対策が必要です。

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培養土とは、植物を育てるために使う土のことです。数種類の土がブレンドされた市販の培養土は、通気性、保水性、排水性、養分のバランスがよく、初心者でも失敗なく植物を育てられます。植物の種類(花、野菜、多肉植物など)ごとに専用の培養土も市販されています。

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根鉢とは、鉢植えの植物を鉢から抜いたときに、土と根がかたまりになっている部分のことを指します。

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原種とは、交配などで改良された植物の親や祖先にあたる種のことです。人間の手による品種改良や交配が行われていない、自然のままの状態で存在する野生種のことを指します。

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