【狭い場所でのガーデニング】小さなスペースを無駄なく利用するアイデアとは?
都心部や近郊では広い敷地はなかなか望めません。しかし、狭いからといって、よい庭がつくれないということはありません。植栽スペースをきちんと把握し、わが家の住まいにマッチしたコンパクトで美しい庭をめざしましょう。 グラウンドカバーとは、地表を這うように広がり、地面を覆う植物を指します。クリーピングタイム、シバザクラなどが代表的で、雑草の抑制や土壌の乾燥防止、美観の向上に役立ちます。
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小さなスペースを無駄なく利用するアイデア
十分な庭のスペースがあれば、多年草 多年草とは、開花、結実後も枯れずに生長する植物のことを指します。一度植えると数年にわたり生育し、毎年花を咲かせます。 ボーダー花壇とは、建物や塀などに沿って、帯状に植物を植えるデザインの花壇のことです。奥に背の高い植物、手前に低い植物を配置して、高低差のある美しい景観をつくります。 花木とは、季節ごとに美しい花を咲かせる木本植物のことで、観賞を目的として庭木や公園などに植栽されます。ウメやサクラ、ツツジ、ツバキなどが代表的で、四季の移ろいを楽しめます。樹形や花色のバリエーションも豊富で、和風・洋風どちらの庭園にも取り入れやすい植物です。
しかし、スペースが狭い場合は、そうしたバラエティー豊かな構成は望めません。けれども要素さえ絞り込めばおしゃれな庭はつくれます。日の当たる場所があればバラも植えられますし、野菜もハーブも育ちます。日の当たるスペースがない場合は、半日陰を好む植物を選ぶことで落ち着いたシェードガーデンをつくればよいでしょう。あまり大きく育つ樹木は植えられませんが、植物の多くはスペースに応じてコンパクトな姿を維持することも可能です。
庭土がなく、まったく植物を植えるスペースがない場合でも、コンテナを活用して植物をあしらうことで、潤いのある空間を演出することができます。