60歳一級建築士・田中ナオミさん「仕事一筋だったけど、体を壊して気づいた”いちばん大切なもの”」
日々を潤す、暮らしの工夫と心がけ
感性を磨くためにアンテナを立てておく
建築は技術や制度がどんどん変わるので情報収集が欠かせません。美術館や映画からも刺激をもらいます。自宅にもアートがいろいろ。川上和生さんの作品「シメサバのつくり方」は、あたたかくてやわらかい彼の絵が好きで、直接連絡して譲っていただいたもの。
自分にできることを全力でするために、なんでもかんでもは卒業
仕事は価値観の合う方と行うことが、双方の幸せに欠かせないルール。おかげさまで家には大好きなお客さんからの贈りものがいっぱいです。下は日本画家の石原孟さんがわたしの好きなル・コルビュジェ、ウディ・アレン、マーク・ロスコとわたしと青空を描いてくれたマトリョーシカ。
次の写真はわたしの好物のパンと青空をモチーフにした土屋耕一さんによるコラージュ作品です。
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