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【大人のひとり暮らし】文筆家 ツレヅレハナコさんが決断した、ひとり身の家づくりとは?[前編]

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ゆうゆうtime編集部

家を建ててよかった! と思うこと

耐震性能を上げるための柱を利用した可動棚。この家 、この工法だからこそできた賜物で 、とても気に入っています。

自分の心と 向き合うことができた

注文住宅は選択と決断の連続ですが、予算は決まっています。価値観を見つめ直し、自分の心の声を聞く作業は楽しい半面、苦しくもありました。資金計画を立てるにあたり、ライフプランニングも実行。「フリーランスだから先のことはわからない」と背を向けていた将来について考えるいいきっかけになったと思います。

“ 財産がある”という安心感を得られた

不動産を所有していることは、私にとって安心材料のひとつ。この先まだ何十年も生きるだろうし、家は仕事場でもあります。長い時間を過ごす家が快適で、なおかつ自分の資産なのだから言うことなし。住宅ローンは借金なので、できる限り早く返したいとは思っていますが、日々の生活に関しては安心できる面が多いと感じています。

建てなければ経験できないイベントを楽しめた

特にいい思い出になったのは上棟式。最近では省かれることも多いそうですが、楽しそうだから絶対にやる!と張りきって準備。友人たちを招くため、上棟式の日程を早く確定してくれと何度も建築士に催促したほどです。キッチンメーカーのショールームなど、家づくりをしなければ立ち入らなかっただろう場所にもたくさん行きました。

苦手だった掃除や片づけに少し力を入れるようになった

これまで、料理以外の家事は苦手でした。掃除や整理整頓もあまり得意ではありません。でも自分の家ができたことによって少し真面目に取り組むようになりました。外壁や設備の修繕もおいおい必要になるため、今から少しずつ調べて準備しています。自分の家は自分で守り、育てる。そんな感覚で、何事も前向きに考えられています。

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