【すっきり収納術】モノを捨てずに片づくアイデアとは? 専門家がアドバイス[後編]
「うちはモノが多いから」と、すっきりした住まいをあきらめがちな人に朗報! ここではモノを減らさずに少しの工夫で片づくアイデアを、一級建築士・水越美枝子に教えていただきます。
↓↓前編はこちら。【すっきり収納術】二度と散らからない家になる「適所適量」メソッドとは? 専門家がアドバイス
PROFILE
水越美枝子さん
みずこし・みえこ●一級建築士。キッチンスペシャリスト。一級建築士事務所アトリエサラ共同主宰。
新築・リフォームの住宅設計からインテリア・収納設計までトータルで住まいづくりを提案。手がけた物件は300件以上。
著書に『一生、片づく家になる! 散らからない住まいのつくり方』(エクスナレッジ)など。
ダイニングの収納アイデア
テーブルの下に収納スペースを作る
以前、マンション暮らしのときにオーダーしたテーブル。
「ダイニングに収納が少なかったので、天板下に引き出しや棚を作りつけて、リモコンや読みかけの本など雑多なものを収納できるようにしました。オーダーしなくても、後づけできる引き出しを購入して、現在あるテーブルに取りつけてもいいと思います」(水越さん)
テーブルのそばに取り皿とカトラリーを
食卓で使う取り皿やカトラリー、ランチョンマットなどは、キッチンよりダイニングにあるほうが使い勝手がいい。水越家ではテーブルのそばのキャビネットにそれらを収納。
「家族もセッティングしやすいので、食事の支度で忙しいときなど助かります。他には、テーブルで使う文房具や書類なども収納しています」