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【観葉植物】鉢カバーで「インテリアグリーン」をよりおしゃれに楽しむ簡単アイデア【ガーデニング】

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園芸ガイド編集部

緑のある生活は心癒やされるもの。さらに、「眺めて楽しい景色をつくりましょう!」と、園芸研究家の吉谷桂子さんは提案します。最小限のお手入れで手軽に楽しめ、インテリアとの調和を考えたグリーンの取り入れ方をご紹介します。

▼▼吉谷桂子さんのその他の記事はこちら。吉谷桂子さんの寄せ植え&インテリアグリーン

ポット苗をカバーするだけで 「楽しい眺め」が生まれる

グリーンは室内にあるだけで癒やされるし、花がら摘みの必要もなくて手間がかかりません。この夏はグリーンの魅力を見直してみませんか。

インテリアでグリーンを楽しむときにおさえたいポイントは2つ。

まずは手間のかからないローメンテナンスの植物を選ぶこと。水やりの手間が少ない乾燥に強い植物や、株姿の乱れない「じっとしている植物」がおすすめです。

次に、コンテナのカバーにこだわって、眺めて楽しい景色をつくります。布や紙など、室内だから利用できる素材を生かし、植物をインテリアとして演出しましょう。

インテリアグリーンの清潔感を保つコツ

室内で楽しむインテリアグリーンは、ちょっとした葉の傷みでも気になるもの。見苦しくなく清潔感を保つことがとても大事です。

だからといって、傷んだ葉を1枚取り除いてしまうと、貧弱で寂しい景色になりかねません。傷んだ部分だけを目立たないようにカットしましょう。

植えかえる場合は有機質を含まない室内園芸用土を利用して、清潔感をキープしています。

【Point】
「葉が命」の観葉植物は、よく切れるハサミで傷んだ部分を曲線に切り取ることで、見た目の違和感がなく、見ばえがそこなわれない。

アイデア① カバーを縁取ることでスーツを着たようなおめかし感

緑の葉に入る黄色の葉脈が美しい【ペペロミア・プテオラータ】は、日陰にも乾燥にもとても強く、頻繁な水やりもいらない丈夫なインテリアグリーン。

そんなペペロミア・プテオラータのポット苗を、厚紙に布などを張って作った簡単なカバーに入れてみました。花が咲かず若干、地味な分、鉢カバーの素材やアクセサリー選びで、表情をつけて遊べる楽しみがあります。

植物と同系色の布を全体に張ったあと、布と似た色合いのトリミングブレード(テープ状の縁飾り)を上下の縁にあしらい、改まった印象に。

【Point】
ビニールポットの側面を隠すサイズの厚紙に、布などを張って立体に仕上げる。鉢受け皿を兼ねて、厚紙のかわりにアイスクリームのカップや紙コップでもよい。

花がら摘みとは、咲き終わった花(花がら)をこまめに取り除く作業のことです。見た目をきれいに保つだけでなく、新しい花を咲かせやすくし、病気の予防にもなります。

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鉢カバーとは、観葉植物や花の鉢にかぶせて装飾性を高めるアイテムです。植木鉢を直接隠すことで室内や屋外のインテリアとして活用され、素材はプラスチック、陶器、金属、木製など多種多様です。ガーデニング初心者でも手軽に雰囲気を変えられるうえに、受け皿としての役割を果たす場合もあります。選ぶ際は、通気性や排水性を考慮して適切なものを選ぶことがポイントです。

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観葉植物とは、花よりも葉の形や色、質感の美しさを楽しむことを目的とした植物の総称です。モンステラ、ポトス、カラテアなどが代表的で、インテリアグリーンとして人気があります。育てやすく空間に潤いを与えるため、初心者からベテランまで幅広い層に愛されていますが、室内管理には日照・温度・湿度・空気の流れなど、繊細な配慮が必要です。身近に置いて葉の表情を見て、植物と会話する感覚が味わえるのも魅力の一つです。

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寄せ植えとは、複数の植物を1つの鉢やプランターにまとめて植えることです。花の色や形、高さのバランスを考えることで、美しいアレンジが楽しめます。同じ環境を好む植物同士を組み合わせるのがコツです。季節ごとに植え替えれば、年間を通じて楽しめる人気のスタイルです。

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用土とは、植物を育てるために使う土のことです。植物の種類に合わせて、水はけ、保水性、通気性、栄養のバランスを考えてつくられています。園芸店では「観葉植物用」「野菜用」「多肉植物用」など、目的別の用土が販売されており、初心者でも使いやすくなっています。

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