【クイズ】花氷・花火・花過ぎ・水中花「花」にまつわる季語で、夏の季語でないのはどれ?
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答えは「花過ぎ」
花過ぎは春の季語です。
桜が咲き終わってしまったころを指します。
花の盛りを惜しむ心がこもっています。
ちなみに「花」は春の季語。
俳句で花といえば、一般には桜を指しますが、春の花の総称と考えてもよいです。
さて、ほかにあげものはすべて夏の季語です。
「花氷」は夏の季語。
「はなごおり」と読みます。
花を入れて凍らせた氷や氷の彫り物のこと。
見た目の美しさと涼やかさがあります。
「花火」はもちろん夏の季語ですね。
大きな打ち上げ花火が代表的。
手に持って楽しむ花火に、「手花火」という季語があります。
線香花火や鼠花火など、子どもを交え家族で夏の夜を楽しみます。
「水中花(すいちゅうか)」は夏の季語。
水に沈めるとぱっと開く造花のこと。
縁日で売っていた水中花。昭和レトロな香りがしますね。
季語の解説は、『新版いちばんわかりやすい俳句歳時記 春夏』辻桃子・安部元気著(主婦の友社)を引用しています。
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