【ガーデニング】冬に人気のシクラメンとポインセチアを長く美しく楽しむ、お手入れのポイント
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光武俊子
クリスマス以外も楽しめるポインセチア
赤と緑のコントラストが鮮やかで、クリスマスのデコレーションにぴったりのポインセチア。赤く色づくのは「苞(ほう)」と呼ばれる部分で、その中心に黄色い丸い花があります。苞は花びらではないので散らずに、美しい色合いが長く楽しめるのが特長です。
クリスマスカラーとして人気を誇ってきたポインセチアですが、近年はピンクやイエロー(ゴールド)、縁取りや模様の入る斑入りなど、バリエーションがとても豊富に! クリスマスだけでなく、年末年始や春まで室内を明るく彩ります。
メキシコ原産だから乾かし気味に
ポインセチアの原産地はメキシコの山間部。寒さや湿度が苦手です。日当たりのよい窓辺などで、気温10℃以上を保ちましょう。乾燥には強いので、鉢植えの表土が乾いてから1~2日おいて水やりするので大丈夫。間隔をあけて、水はたっぷり与えます。
土が湿っているのにしおれていたら、それは寒さによるものです。暖かい場所に移動してください。窓辺や玄関は夜に冷え込むので、カーテンの内側や部屋の中央に置きます。
5~9月は屋外で日によく当てる
草花のように見えるポインセチアですが、沖縄あたりでは樹高数メートルに育つ常緑低木。5~9月は戸外の日当たりよい場所で育てて2年目も楽しんでみませんか。3~5月に根鉢を少しくずして、一回り大きな鉢に植え替え、苞が色づいていた部分の枝を切り戻します。
9~11月には夕方から翌朝まで段ボール箱をかぶせて、日長が短くなったと感じさせると、花芽がついて苞がまた色づきます。樹形が少し歪んでしまっても、新しい苗やコニファー(針葉樹)などと組み合わせて、クリスマスデコレーションをつくってもよいでしょう。
※2022年11月30日に配信した記事を再編集しています。
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