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卓上を彩る【ハーブのミニクリスマスツリー】ラヴェンダー、ルーの苗を使って簡単!

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更新日

ゆうゆう編集部

ワイヤのドームで「ラヴェンダー」をやさしく包み、色と香りをプラス

こんもりとしたシルバーリーフのラヴェンダーに、ワイヤを編んで作ったドームをすっぽりとかぶせて飾りつけ。ピンクの細いリボンをドームの上からゆるっと巻き、銀色の鈴なども結わえます。

パッと目を引く幅広のリボンは、結び目にワイヤを通し、鉢の縁に引っかけただけ。枝に飾りを直接つけないので、小さい苗や枝の弱い植物に飾りつけをしたいときにおすすめのやり方です。

鉢は木の器に据え、周囲に塩を敷いてエッセンシャルオイルを垂らし、花びらを散らしたモイストポプリを。上にラヴェンダーバンドルズなども置きました。宇宙や新雪を思わせる印象的な飾りです。 

【ラヴェンダー】
シソ科/常緑小高木

香りに心を落ち着かせる効果があるとされ、香料、ティー、ポプリなどに幅広く利用される。日当たりと風通しがよく、乾燥ぎみの場所を好む。高温多湿に弱いので、初夏の花後は株を丸く刈り込んで蒸れを防ぐ。梅雨時は鉢植えを軒下に置くなどして、雨を避ける。

Point

ラヴェンダーの樹高(約20㎝)の約3倍の長さのワイヤを4本用意し、半分に折り曲げる。折ったところを頂点にして上から3㎝のところを2m長さの別のワイヤの片端で束ね、8本にばらしたワイヤの中の1本に巻きつける。横のワイヤに渡してねじるを繰り返しながら、らせん状に下側に編み進める。途中で適宜ビーズを通す。頂点には白に塗ったスターアニスを飾る。

撮影/川部米応

※この記事は「ゆうゆう」2015年12月号(主婦の友社)の記事を、WEB掲載のために再編集したものです。

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監修者
桐原春子

園芸研究家

英国ハーブソサエティー終身会員。長年、自宅でさまざまな植物を育て、家庭での実用的かつ美しい庭づくりを提唱。国内外の多くの庭を訪れ、ハーブの歴史、育て方、利用法を研究。カルチャースクールでハーブ教室の講師を務める。『知識ゼロからの食べる庭づくり』(幻冬舎)など著書多数。ブログ「桐原春子のハーブダイヤリー」やインスタグラムでも情報を発信中。

英国ハーブソサエティー終身会員。長年、自宅でさまざまな植物を育て、家庭での実用的かつ美しい庭づくりを提唱。国内外の多くの庭を訪れ、ハーブの歴史、育て方、利用法を研究。カルチャースクールでハーブ教室の講師を務める。『知識ゼロからの食べる庭づくり』(幻冬舎)など著書多数。ブログ「桐原春子のハーブダイヤリー」やインスタグラムでも情報を発信中。

植え替えとは、鉢植えや地植えの植物を別の場所や容器に移して育て直す作業を指します。生長に伴って根詰まりを起こしたり、用土の養分が不足したりした場合に必要で、植物の健康を保つために欠かせない手入れのひとつです。時期としては休眠期や生長初期が適していて、新しい用土や大きな容器、広い場所に植え替えることで根の活性化を促します。根の状態を確認しながら丁寧に行うことで、再び元気に育ちやすくなります。

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高木とは、生長したときに一般的に5メートル以上(または2〜3メートル以上)の高さになる樹木を指します。ケヤキ、イチョウ、サクラなどが代表的で、街路樹や公園樹、シンボルツリーとして親しまれています。根が広がりやすく、生長スピードも品種によってさまざまなため、植栽の際には周囲の環境や将来のサイズを十分に考慮することが大切です。高木は四季折々の景観を彩るだけでなく、日陰をつくり、風を和らげるなど、暮らしに心地よさを与えてくれる存在です。

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樹高とは、地面から樹木の最も高い部分までの高さを指す言葉で、庭木やシンボルツリーを選ぶ際の重要な目安となります。植物の種類や品種によって最終的な樹高には大きな差があり、適切な樹高を見極めて植栽することで、住宅や周囲の景観と調和したガーデニングが実現できます。また、生長のスピードや剪定のしやすさにも関わるため、メンテナンスの観点からも考慮すべきポイントです。

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株元とは、植物の茎が地面と接するあたり、根元の部分を指す言葉で、水やりやマルチング、病害虫の発生チェックなど園芸作業の上で注目すべき場所です。特に多年草や樹木では、株元の通気性や湿度が健康維持に大きく関係し、落ち葉や腐葉土のたまり過ぎによって蒸れたり、カビが発生するリスクもあるため注意が必要です。冬越しや剪定後の管理でもポイントになる場所です。

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