記事ランキング マンガ 連載・特集

【ガーデニング】春の鉢植え7選 何度も咲く四季咲き性の花も!

公開日

更新日

光武俊子

桜の便りが聞こえてきたら春のガーデニングシーズンも本番です。お庭がなくてもベランダや玄関先で鉢植えを楽しみませんか。かわいらしい花を1鉢飾るだけで、明るい気分になり、気持ちもグッと弾んできます。今から植えつけると5月までたっぷり楽しめてお手頃です。

▼こちらもどうぞ▼

【ガーデニング】十二単を思わせる花弁!「ラナンキュラス」を咲かせよう!

鉢花とポット苗の違いを知っておこう!

園芸店に並んだ花々を見ると、口径15㎝ほどのプラスチックの鉢に入った鉢花と、口径10㎝ほどのポリポットに入った苗があるのに気づきます。お値段はやはり鉢花のほうがお高い設定。

鉢花はこのまますぐ飾れるような見ごたえあるサイズに育ててあり、花数もたくさん咲かせた状態です。ポット苗はこれから鉢や花壇で育てるための状態ですが、すでに花を咲かせて選びやすくなっています。

植え替えなどしないですぐ楽しみたいなら鉢花を選びましょう。ポット苗はすぐに満開とはいかなくても、好みの花や葉ものと寄せ植えしたり、いくつかの苗を集めて大鉢に仕立てたりする楽しみがあります。

鉢植えで楽しみたい春の花7選

夏越しできると秋や来年も楽しめる【オステオスペルマム】

開花期/1~5月、9~11月 草丈/20~40㎝(鉢植えで)

以前はピンクの濃淡の花色が中心でしたが、近年はベージュ系のニュアンスカラーや花弁がスプーン状になったユニークな花形の品種も登場。オステオスペルマムは多年草ですが、見た目で区別しにくい仲間のディモルフォセカは一年草なので、購入の際には確認を。

幾重にも巻く花弁がゴージャス【ラナンキュラス】

開花期/3~5月 草丈/30~60㎝

本来は秋植え球根ですが、春先に開花株の鉢花が出回ります。幾重にも巻いた花弁がゴージャスで目を引きます。近年は草丈が高く花弁が開いた花形の`ラックス′という品種も人気です。従来種の球根夏越しが難しかったのに対して、植えたまま夏越しできる多年草タイプ。

切り花で人気の花を鉢植えでも【ガーベラ】

開花期/4~11月(真夏以外) 草丈/15~60㎝

葉が地際に集まり、花茎だけが伸びて咲くため、切り花でよく見かけますが、コンパクトなタイプが鉢植えでも店頭に並びます。夏と冬をのぞいて何度も咲く四季咲き性なのが嬉しいポイント。咲き終わった花がらを摘むことで次々に新しい花を咲かせてください。

秋から初夏まで咲き続ける【ネメシア】

開花期/10~5月 草丈/15~30㎝

長く親しまれてきた鮮やかな花色の一年草に対し、近年は多年草タイプが宿根ネメシアと呼ばれて、多く出回っています。四季咲き性が強く、花色はニュアンスのあるものが主流です。ただ、多年草といっても比較的短命で、暑さには弱いので真夏は風通しのよい場所に。

秋植え球根とは、秋に植えつけるタイプの球根で、冬の寒さにあたることで春に花を咲かせる性質があります。代表的なものにチューリップ、ヒヤシンス、クロッカス、スイセンなどがあり、開花時期や草丈、花色もバリエーション豊富です。植えつけの適期は一般的に9月下旬から11月ごろで、寒冷地では少し早め、温暖地では遅めに調整します。日当たりと水はけのよい場所を選び、深さは球根の高さの2~3倍を目安にします。根が張るスペースを十分にとり、冬も乾燥しすぎないように水やりすることが大切です。 ガーデニングでは、春の庭を華...

詳細を見る

植え替えとは、鉢植えや地植えの植物を別の場所や容器に移して育て直す作業を指します。生長に伴って根詰まりを起こしたり、用土の養分が不足したりした場合に必要で、植物の健康を保つために欠かせない手入れのひとつです。時期としては休眠期や生長初期が適していて、新しい用土や大きな容器、広い場所に植え替えることで根の活性化を促します。根の状態を確認しながら丁寧に行うことで、再び元気に育ちやすくなります。

詳細を見る

植えつけとは、苗や苗木、球根などを土に植える作業のことを指します。適切な時期や深さを守ることで植物の発芽や発根が促され、順調な生育につながります。植物ごとに適した用土が望ましく、植えたあとはしっかり水やりをして根づかせることが大切です。植物の種類によって用土の種類や肥料の施し方が異なるため、事前に育て方を確認しておくと安心です。

詳細を見る

根詰まりとは、植物が鉢の中で長く育ちすぎて、根がびっしりと詰まりすぎてしまう状態です。根が行き場をなくして窒息し、水や栄養を吸えなくなります。定期的な植え替えで鉢を一回り大きくするのが対策です。

詳細を見る

寄せ植えとは、複数の植物を1つの鉢やプランターにまとめて植えることです。花の色や形、高さのバランスを考えることで、美しいアレンジが楽しめます。同じ環境を好む植物同士を組み合わせるのがコツです。季節ごとに植え替えれば、年間を通じて楽しめる人気のスタイルです。

詳細を見る

四季咲き性とは、特定の開花期をもたず、条件が整えば一年に複数回花を咲かせる性質を指します。​バラやベゴニアなどにこの性質をもつ品種があり、長期間花を楽しむことができます。

詳細を見る

切り戻しとは、伸びすぎた枝や茎を途中で切り詰める作業で、植物の形を整えたり、次の花や芽の発生を促す目的で行います。開花後に行うことが多く、風通しをよくし、病害虫の予防にもつながります。

詳細を見る

多年草とは、開花、結実後も枯れずに生長する植物のことを指します。一度植えると数年にわたり生育し、毎年花を咲かせます。

詳細を見る

夏越しとは、暑さに弱い植物を夏の高温や強い日差しから守り、元気な状態で夏を乗り切らせる管理のことです。鉢を日陰に移動する、風通しをよくする、水やりを工夫するなどの対策が必要です。

詳細を見る

一年草とは、発芽から開花、結実、枯死までのライフサイクルを1年以内で終える植物のことです。春にタネをまいて夏から秋に花を咲かせる「春まき一年草」と、秋にタネをまいて翌春から初夏に開花する「秋まき一年草」に分類されます。代表的な春まき一年草には、ヒマワリやコスモスがあります。短期間で生長し、華やかな花を楽しめるのが特徴です。

詳細を見る

鉢花は、鉢に植えられた花のことで、ガーデニングでは室内外どちらでも楽しめる人気のスタイルです。ベゴニアやシクラメン、ポインセチアなど季節ごとに適した種類が選ばれ、空間を彩ります。移動が容易なので、環境に応じた日光や温度調節が可能で手入れもしやすく、狭いスペースでもガーデニングの趣を存分に楽しめます。

詳細を見る

表土とは、ガーデニングや農作業において地表のごく浅い部分を指し、植物の生育に重要な土壌層です。この部分は通常、有機物や微生物が豊富で、植物が栄養を吸収しやすい環境を提供します。また、水分を保持しつつ排水性も高いため、根の生長を促進します。特にガーデニングでは、健康な表土を保つことが美しい花や元気な野菜を育てる鍵となります。草花を植える際には、表土の改良や適切な肥料の使用が推奨されます。

詳細を見る

花芯とは、花の中心部分に位置し、雄しべや雌しべなどの生殖器官が集まる領域を指す言葉です。特に観賞価値の高い花では、この部分の色彩や形が印象を左右します。ダリアやバラなどでは花芯の詰まり具合や形状が咲き方の美しさに関係し、園芸品種としての魅力にもなります。また、開花後の花芯の変化を観察することで、受粉や花の寿命を見極めることができます。

詳細を見る

花弁とは、一般に「花びら」と呼ばれる部分で、花の中でも最も視覚的に目立つ構造です。昆虫を引き寄せるための鮮やかな色や形、香りを備えており、園芸植物ではこの花弁の特徴が観賞価値に直結します。八重咲きや一重咲きの違いも花弁の枚数に関係しており、育種や品種改良ではこの部分の改良が重点的に行われます。雨や暑さで傷みやすいため、花弁の丈夫さもガーデナーには重要なポイントです。

詳細を見る

球根とは、植物の栄養を蓄えた地下の器官で、翌年の発芽や開花に必要なエネルギーを蓄える役割を持ちます。チューリップやヒヤシンス、ユリなどが代表的な球根植物で、秋に植えて春に咲く秋植え球根、春に植えて夏に咲く春植え球根などに分類されます。球根は植え方や植えつけ時期、水はけのよい土などの条件を整えることで、毎年美しい花を咲かせることができます。

詳細を見る

品種とは、ある植物の中で、花の色や形、実の大きさなどの性質が、明らかに他の植物と異なる栽培植物のことです。園芸品種や栽培品種の略称です。

詳細を見る

低木とは、一般的に高さが約2メートル以下の小型の木を指します。ガーデニングでは庭の縁取りやアクセントとして使われることが多く、ツツジやユキヤナギ、ローズマリーなどが代表的です。剪定がしやすく、生長も制御しやすいため、初心者にも扱いやすい特徴があります。また、低木は季節ごとの花や葉の変化を楽しむことができ、庭に四季折々の彩りをもたらします。

詳細を見る
画面トップへ移動