【50代以上におすすめの韓国】建築がおもしろい！ 聖水にできたグロウ・ソンスや水原のスターフィールドは見る価値大

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旅する気分で食事を選べる、現地でも大人気のグロウ・ソンス

明洞から電車で1本、15分ほどで着く元工場町・聖水は、ここ10年ほどで一気にソウルの流行の発信地となったトレンドの街。新進気鋭のアパレルショップやかわいいカフェが多いので、日本人観光客も多く訪れます。そんな聖水に6月5日オープンしたグロウ・ソンス。韓国のデザイン集団、グロウ・ソウルが社名をかけてオープンさせた複合施設です。

もともとは同じくグロウ・ソウルがつくった「レインリポートクロワッサン」というカフェがありましたが、2月ごろに閉店。その後わずか4カ月ほどでこの規模の新規物件をオープンさせるのですから、さすが「パリパリ（早く速く）」な韓国です。

コンセプトは“旅のはじまり”。ここを訪れるだけで香港やシンガポール、イギリス、アメリカなどさまざまな国の料理を一度に楽しめるようになっています。韓国で人気の塩パンのカフェなども入るので、食事だけでなく軽くコーヒーとデザートだけ、というのもOK！ 旅行客でも気軽に入れるオープンなつくりです。

現在入店しているブランドは9店舗。お酒の取り扱いもあるので、ライティングがきれいな夜に訪れるのもいいでしょう。

デパートのフードコートと同じで、お会計の際にベルをもらって、そのベルが鳴ったら店舗に取りに行くシステム。どこかリゾート感のあるインテリアで気分が高まります。

私はオープンの11時に合わせて訪れたのですが、すぐに地元の韓国人で席が埋まっていきました。平日の昼間というのもあり、訪れる人の多くは地元のマダム。流行に敏感な50代オーバーが多いように感じました。ビール片手におしゃべりを楽しむ姿はなんとも優雅。韓国マダムお得意の撮影会もそこかしこで行われていました。

こちらは1階の奥にある、カフェが集まるスペース。森の中にいるような雰囲気で、高さを変えて吊るされた丸い明かりがいいポイントになっています。

2階は1階に比べてシンプルなつくりに。寒い冬場はこちらに人が集まるのかなと思われます。

韓国料理が無いのは少し残念ですが、アジアや欧米の食事を気軽に楽しめるのは韓国在住の人にとっては嬉しい限り。これは私の推察ですが、常に流行りを追いかける韓国の人々にあわせて店舗の入れ替わりも随時行われるのでは、と思われます。

東大門のはずれにある中華料理の名店「CHANG CHANG」のエビ麺（1万8000W）。エビと豚肉がたっぷり入っていて、ボリューミー。辛さの調節もできます。

こちらは「MINI BUNZ」のミニバーガーセット（1万2000W）。小さめバンズの間にオニオンチーズ＆チキンやエッグ＆シュリンプが挟まっています。

健康的なスムージーが売りの「AVOVO」のアボカドスムージー（8000W）とマンゴーピーチスムージー（6500W）もおすすめ。甘さ控えめで飲んで元気になれる味です。

聖水で韓国料理と言ったらミナリユッケ丼が大人気の「陵洞ミナリ」や行列必至の「ソムンナン聖水カムジャタン」が有名ですが、そこで食事をして、カフェの利用でグロウ・ソンスを訪れるというプランもアリ。聖水の新たなランドマークの誕生です。

（DATA）
GLOW SEONGSU グロウ・ソンス
ソウル市城東区城水2路16ギル32
070-4288-1269
11：00～23：00
無休
글로우 성수(@glow_seongsu.official)