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【ガーデニング】人気沸騰の多年草「エキナセア」14選!植えっぱなしで年々見事に

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光武俊子

‘グリーンツイスター’

草丈:70~90㎝ 開花期:6~9月

緑色で咲き始め、中心がピンクに染まって、満開になるとほぼピンクに。とても美しくて神秘的な花色。繊細な印象ですが、丈夫でよく咲きます。

‘アーツ・プライド’

草丈:60~80㎝ 開花期:6〜10月

パラドクサの交配種で、明るいオレンジ色が魅力的です。細い花弁が垂れ下がり、香りがあります。成育も早く、2年目には大株に育って存在感を発揮。

‘フラダンサー’

草丈:70~100㎝ 開花期:6~8月

パリダの園芸品種で草丈高い。細い花弁がねじれたり反り返って、踊っているようなリズム感を庭に醸し出します。華奢に見えますが花茎はしっかり。

水はけよく育てて2年目以降も楽しみに

エキナセアは暑さ寒さに強いものの、蒸れや過湿が苦手です。水はけよい場所(用土)で風通しよく育てましょう。そうすると、病害虫もなくて手間がかかりません。秋に残したシードヘッドはナチュラルガーデンのアクセントに魅力的です。

冬は地上部の茎葉が枯れますが、根っこは生きているので鉢植えは間隔をあけ気味に水やりを続けてください。春にはまた新芽が伸び出します。2年目には株が大きく育ち、花数もふえるので、育てがいがあります。

ここで紹介した品種以外も魅力的な色や形を楽しんでください。

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八重咲きとは、花びらがたくさん重なって咲く花のことです。通常の花よりも華やかでボリュームがあり、豪華な印象を与えます。バラ、ダリアなど、多くの植物に八重咲きの品種があります。

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多年草とは、開花、結実後も枯れずに生長する植物のことを指します。一度植えると数年にわたり生育し、毎年花を咲かせます。

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花芯とは、花の中心部分に位置し、雄しべや雌しべなどの生殖器官が集まる領域を指す言葉です。特に観賞価値の高い花では、この部分の色彩や形が印象を左右します。ダリアやバラなどでは花芯の詰まり具合や形状が咲き方の美しさに関係し、園芸品種としての魅力にもなります。また、開花後の花芯の変化を観察することで、受粉や花の寿命を見極めることができます。

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花弁とは、一般に「花びら」と呼ばれる部分で、花の中でも最も視覚的に目立つ構造です。昆虫を引き寄せるための鮮やかな色や形、香りを備えており、園芸植物ではこの花弁の特徴が観賞価値に直結します。八重咲きや一重咲きの違いも花弁の枚数に関係しており、育種や品種改良ではこの部分の改良が重点的に行われます。雨や暑さで傷みやすいため、花弁の丈夫さもガーデナーには重要なポイントです。

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用土とは、植物を育てるために使う土のことです。植物の種類に合わせて、水はけ、保水性、通気性、栄養のバランスを考えてつくられています。園芸店では「観葉植物用」「野菜用」「多肉植物用」など、目的別の用土が販売されており、初心者でも使いやすくなっています。

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品種とは、ある植物の中で、花の色や形、実の大きさなどの性質が、明らかに他の植物と異なる栽培植物のことです。園芸品種や栽培品種の略称です。

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原種とは、交配などで改良された植物の親や祖先にあたる種のことです。人間の手による品種改良や交配が行われていない、自然のままの状態で存在する野生種のことを指します。

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交配とは、異なる個体間で花粉を授受させ、種子を作らせることを指します。自然界では風や昆虫によって行われることが多く、人為的には望ましい性質を持った植物同士を選び、花粉を人工的に移すことで、新たな品種づくりや改良が行われます。例えば、花色や香りの強いバラや、実の大きなトマトなどは、長年の交配によって生まれたものです。家庭園芸でも、自家採種やオリジナル品種の作出を目指す際に、交配は魅力的な技術の一つです。

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