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【ガーデニング】初心者でも上手に作れる! ブルー、パープルで涼しげな「夏の寄せ植え」

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更新日

ゆうゆうtime編集部

ブルー、パープルで涼しげな印象の寄せ植え

花苗は、花の形が中国の帽子に見えることから英名がついたチャイニーズハット(ホルムショルディア)を主役に、星形の花弁が愛らしいブルースター(オキシペタラム)、秋まで次々と小花を咲かせるアンゲロニア、川(リバー)のようにしだれる姿が美しいトレニア ‘カタリーナ ブルーリバー’ の4種。

丈の高いチャイニーズハットと丈の低いトレニアの間に高低差が生まれてしまうため、中間くらいの丈であるバロタ・プセウドディクタムナスを「つなぎ役」として採用。シルバーリーフのバロタを加えることで、さらに涼しげな印象になりました。

苗の配置図

A:チャイニーズハット(ホルムショルディア)
B:ブルースター(オキシペタラム)
C:アンゲロニア
D:トレニア ‘カタリーナ ブルーリバー’
E:バロタ・プセウドディクタムナス

鉢の大きさ:直径21cm×高さ25cm

★A→B→C→D→E の順に植えつけます。

用意するもの

苗、鉢、鉢底網鉢底石、草花用の培養土緩効性肥料(使用しているのは「マグァンプK 中粒」)

★ブリキ製の鉢で、鉢底に穴があいていないものを使う場合は、キリなどで穴をあけてから植えつけます。

★今回は深さのある鉢なので、鉢底石を使用します。

寄せ植えの作り方

作り方の説明の中で、前のページで紹介した「フォルムのきれいな寄せ植えを作るポイント」と対応している内容については、「ポイント②」「ポイント③」と表記しています。

❶鉢底の穴を隠すように鉢底網を敷く。

鉢底石を入れる。量は鉢の高さの1/4が目安だが、風がよく吹いて乾きやすいような環境の場合には1/4以下、じめっと湿った環境の場合には1/4以上入れる。

❸土を入れていく。土は、植える苗の一番下についている葉が、鉢の縁より少し上にくる程度の高さまで入れるのが目安。

❹土を入れ終わったら、土の上に緩効性肥料をまき、土の表面のみに混ぜる。

❺チャイニーズハットをポットから出す。この苗は根があまり回っていないので、根鉢の底の部分はいじらずに植えつける。他の苗も同様に行う。

根鉢の上部の土を取る。表面に苔がついている場合は取り除く。他の苗も同様に行う。

根鉢の上部の土を取り終わった状態。

緩効性肥料とは、肥料成分がゆっくりと土壌中に溶け出し、長期間にわたって植物に栄養を供給するタイプの肥料です。追肥、元肥のいずれにも使用され、施肥の手間を減らすことができます。

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観葉植物とは、花よりも葉の形や色、質感の美しさを楽しむことを目的とした植物の総称です。モンステラ、ポトス、カラテアなどが代表的で、インテリアグリーンとして人気があります。育てやすく空間に潤いを与えるため、初心者からベテランまで幅広い層に愛されていますが、室内管理には日照・温度・湿度・空気の流れなど、繊細な配慮が必要です。身近に置いて葉の表情を見て、植物と会話する感覚が味わえるのも魅力の一つです。

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液体肥料とは、液体の状態で与える肥料のことで、速効性があり吸収が早いため、植物の生育が不安定なときや即効性を求める場面で使われます。水に溶かしてジョウロや噴霧器で与えるため使い勝手がよく、葉面散布や根からの吸収促進に適しており、追肥や微量要素の補給にも向いています。

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植えつけとは、苗や苗木、球根などを土に植える作業のことを指します。適切な時期や深さを守ることで植物の発芽や発根が促され、順調な生育につながります。植物ごとに適した用土が望ましく、植えたあとはしっかり水やりをして根づかせることが大切です。植物の種類によって用土の種類や肥料の施し方が異なるため、事前に育て方を確認しておくと安心です。

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寄せ植えとは、複数の植物を1つの鉢やプランターにまとめて植えることです。花の色や形、高さのバランスを考えることで、美しいアレンジが楽しめます。同じ環境を好む植物同士を組み合わせるのがコツです。季節ごとに植え替えれば、年間を通じて楽しめる人気のスタイルです。

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鉢底網は、鉢植えの底に敷いて使う網で、土が鉢の穴から流れ出るのを防ぎます。害虫の侵入を防ぐ効果もあります。鉢底の穴が小さかったり、底が網状になっていたりする鉢の場合には使用する必要はありません。

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鉢底石とは、鉢植えの一番下に敷く軽石などの石のことで、水はけをよくするために使います。鉢の中に水がたまりすぎると根腐れの原因になるため、鉢底石で排水性を高めることが重要です。再利用が可能なので、キッチン用の水切りネットなどに入れて使用すると便利です。

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培養土とは、植物を育てるために使う土のことです。数種類の土がブレンドされた市販の培養土は、通気性、保水性、排水性、養分のバランスがよく、初心者でも失敗なく植物を育てられます。植物の種類(花、野菜、多肉植物など)ごとに専用の培養土も市販されています。

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地植えとは、植物を鉢やプランターではなく庭の地面に直接植える方法のことで、根が土中に自由に広がるため株が大きく育ちやすく、水やりや肥料の持ちもよくなるといったメリットがあります。例えばバラや宿根草、樹木類などを長期間育てたい場合に適していて、植えつけの際には土壌の排水性や日当たり、風通しなどを考慮して場所を選ぶことが大切です。

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花弁とは、一般に「花びら」と呼ばれる部分で、花の中でも最も視覚的に目立つ構造です。昆虫を引き寄せるための鮮やかな色や形、香りを備えており、園芸植物ではこの花弁の特徴が観賞価値に直結します。八重咲きや一重咲きの違いも花弁の枚数に関係しており、育種や品種改良ではこの部分の改良が重点的に行われます。雨や暑さで傷みやすいため、花弁の丈夫さもガーデナーには重要なポイントです。

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根鉢とは、鉢植えの植物を鉢から抜いたときに、土と根がかたまりになっている部分のことを指します。

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株元とは、植物の茎が地面と接するあたり、根元の部分を指す言葉で、水やりやマルチング、病害虫の発生チェックなど園芸作業の上で注目すべき場所です。特に多年草や樹木では、株元の通気性や湿度が健康維持に大きく関係し、落ち葉や腐葉土のたまり過ぎによって蒸れたり、カビが発生するリスクもあるため注意が必要です。冬越しや剪定後の管理でもポイントになる場所です。

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距とは、花の一部が後方に突き出て袋状になった構造で、おもに花蜜を蓄える器官として機能します。キンポウゲ科やラン科の植物に多く見られ、美しい花のフォルムを形づくる特徴の一つでもあります。距がある花は、受粉を助ける特定の昆虫との関係性が深く、観察することで自然界の仕組みへの理解も深まります。園芸品種の中でも距の形に注目すると新たな魅力が見つかるかもしれません。

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