記事ランキング マンガ 連載・特集

【ガーデニング】初心者でも上手に作れる! ブルー、パープルで涼しげな「夏の寄せ植え」

公開日

更新日

ゆうゆうtime編集部

❽チャイニーズハットの丈の高いほうを鉢の内側に向けて植える(ポイント②)。他の苗を植える際も同様に「丈の高いほうが内側」で。

❾ブルースターを植え、チャイニーズハットに寄せて、重なり合った茎、枝を広げるようにする(ポイント③)。他の苗を植える際も同様に「苗を寄せて、重なり合った茎、枝を広げる」を行う。

❿アンゲロニアを外側に少し傾けるようにして植える。

⓫トレニアを植える。このトレニアは這うように伸びるため、内側に向かっている茎は、真っ直ぐに伸びているアンゲロニアの茎と絡ませて、立たせるようにする。

⓬中心部分に土を足してから、バロタを高低差を埋める「つなぎ役」として、トレニアとチャイニーズハットの間に植える。

⓭手の甲で葉をそっとめくり上げるようにしながら、土を足す。量は1カ所につき、土入れ3杯分が目安。1杯目を入れたら、土を指で強めに押す。2杯目は1杯目よりも弱めに押し、3杯目は土の表面をなでる程度で。

株元に水を与える。水の量は鉢の容積の2倍が目安。

完成

夏の寄せ植えの管理方法

置き場所

完成した寄せ植えは、できれば西日が当たらずに、14時以降は日かげになるような場所に置くのがベスト。

水やり、肥料

表面の土が乾いてから行うこと。与える量は、鉢の容積の2倍が目安です。定期的に液体肥料を与えることも忘れずに。

その他

夏に作った寄せ植えの観賞期間は約2カ月。咲き終わった花は適宜、カットし、植えつけから2カ月程度たったら寄せ植えを分解して、それぞれの苗を地植えにしたり、鉢に単植(1つの鉢に1苗植えること)したりします。

撮影/柴田和宣(主婦の友社) 撮影協力/T-Garden

T-Garden
季節の草花や観葉植物、ガーデニング雑貨が揃うおしゃれなガーデンショップ。富田さんの寄せ植え教室も不定期で開催中。ランチ、デザート、ドリンクが楽しめる「café T-Garden House」を併設。
東京都東村山市久米川町2−1−2  
☎︎042-395-1956 
営業時間9:30〜17:00(カフェは11:00〜) 水曜定休

▼あわせて読みたい▼

>>【ガーデニング】魚料理と相性バツグン!多年草ハーブ【フェンネル】の栽培方法と活用アイデア3選 >>【ガーデニング】人気沸騰の多年草「エキナセア」14選!植えっぱなしで年々見事に >>【ガーデニング】暑くても元気でよく咲く“品種にこだわった花”[8選]

▼※2024年8月9日に配信した記事を再編集しています▼

緩効性肥料とは、肥料成分がゆっくりと土壌中に溶け出し、長期間にわたって植物に栄養を供給するタイプの肥料です。追肥、元肥のいずれにも使用され、施肥の手間を減らすことができます。

詳細を見る

観葉植物とは、花よりも葉の形や色、質感の美しさを楽しむことを目的とした植物の総称です。モンステラ、ポトス、カラテアなどが代表的で、インテリアグリーンとして人気があります。育てやすく空間に潤いを与えるため、初心者からベテランまで幅広い層に愛されていますが、室内管理には日照・温度・湿度・空気の流れなど、繊細な配慮が必要です。身近に置いて葉の表情を見て、植物と会話する感覚が味わえるのも魅力の一つです。

詳細を見る

液体肥料とは、液体の状態で与える肥料のことで、速効性があり吸収が早いため、植物の生育が不安定なときや即効性を求める場面で使われます。水に溶かしてジョウロや噴霧器で与えるため使い勝手がよく、葉面散布や根からの吸収促進に適しており、追肥や微量要素の補給にも向いています。

詳細を見る

植えつけとは、苗や苗木、球根などを土に植える作業のことを指します。適切な時期や深さを守ることで植物の発芽や発根が促され、順調な生育につながります。植物ごとに適した用土が望ましく、植えたあとはしっかり水やりをして根づかせることが大切です。植物の種類によって用土の種類や肥料の施し方が異なるため、事前に育て方を確認しておくと安心です。

詳細を見る

寄せ植えとは、複数の植物を1つの鉢やプランターにまとめて植えることです。花の色や形、高さのバランスを考えることで、美しいアレンジが楽しめます。同じ環境を好む植物同士を組み合わせるのがコツです。季節ごとに植え替えれば、年間を通じて楽しめる人気のスタイルです。

詳細を見る

鉢底網は、鉢植えの底に敷いて使う網で、土が鉢の穴から流れ出るのを防ぎます。害虫の侵入を防ぐ効果もあります。鉢底の穴が小さかったり、底が網状になっていたりする鉢の場合には使用する必要はありません。

詳細を見る

鉢底石とは、鉢植えの一番下に敷く軽石などの石のことで、水はけをよくするために使います。鉢の中に水がたまりすぎると根腐れの原因になるため、鉢底石で排水性を高めることが重要です。再利用が可能なので、キッチン用の水切りネットなどに入れて使用すると便利です。

詳細を見る

培養土とは、植物を育てるために使う土のことです。数種類の土がブレンドされた市販の培養土は、通気性、保水性、排水性、養分のバランスがよく、初心者でも失敗なく植物を育てられます。植物の種類(花、野菜、多肉植物など)ごとに専用の培養土も市販されています。

詳細を見る

地植えとは、植物を鉢やプランターではなく庭の地面に直接植える方法のことで、根が土中に自由に広がるため株が大きく育ちやすく、水やりや肥料の持ちもよくなるといったメリットがあります。例えばバラや宿根草、樹木類などを長期間育てたい場合に適していて、植えつけの際には土壌の排水性や日当たり、風通しなどを考慮して場所を選ぶことが大切です。

詳細を見る

花弁とは、一般に「花びら」と呼ばれる部分で、花の中でも最も視覚的に目立つ構造です。昆虫を引き寄せるための鮮やかな色や形、香りを備えており、園芸植物ではこの花弁の特徴が観賞価値に直結します。八重咲きや一重咲きの違いも花弁の枚数に関係しており、育種や品種改良ではこの部分の改良が重点的に行われます。雨や暑さで傷みやすいため、花弁の丈夫さもガーデナーには重要なポイントです。

詳細を見る

根鉢とは、鉢植えの植物を鉢から抜いたときに、土と根がかたまりになっている部分のことを指します。

詳細を見る

株元とは、植物の茎が地面と接するあたり、根元の部分を指す言葉で、水やりやマルチング、病害虫の発生チェックなど園芸作業の上で注目すべき場所です。特に多年草や樹木では、株元の通気性や湿度が健康維持に大きく関係し、落ち葉や腐葉土のたまり過ぎによって蒸れたり、カビが発生するリスクもあるため注意が必要です。冬越しや剪定後の管理でもポイントになる場所です。

詳細を見る

距とは、花の一部が後方に突き出て袋状になった構造で、おもに花蜜を蓄える器官として機能します。キンポウゲ科やラン科の植物に多く見られ、美しい花のフォルムを形づくる特徴の一つでもあります。距がある花は、受粉を助ける特定の昆虫との関係性が深く、観察することで自然界の仕組みへの理解も深まります。園芸品種の中でも距の形に注目すると新たな魅力が見つかるかもしれません。

詳細を見る
画面トップへ移動