記事ランキング マンガ 連載・特集

【ガーデニング】暑さに強い!ビタミンカラーの花9選

公開日

更新日

光武俊子

夏の庭に元気な「勲章」を咲かせたい【ガザニア】

草丈:15~30㎝
開花期:4~10月

パッチリ開く勲章のような花を春から秋まで咲かせます。葉がシルバーを帯びる品種もあり、横によく広がりながら開花します。夏の暑さや乾燥には強い反面、多湿に弱くて梅雨時や秋の長雨で腐りやすいので鉢植えがおすすめです。

カラフルな花が次々に長く咲く【ジニア】

草丈:30~80㎝
開花期:6~11月

和名をヒャクニチソウ(百日草)というとおり、開花期の長さが特徴です。古くから愛されてきた花で、幾重もの花弁がゴージャスなエレガンスや、高温乾燥に強い`プロフュージョン′、かわいらしい一重のリネアリスなどがあります。

【ガーデニング】暑さに強い!ビタミンカラーの花9選(画像9)

‘プロフュージョン’

熱帯性の低木だから丈夫で元気【ランタナ】

樹高:30~150㎝
開花期:5~10月

ポット苗では草花に見えますが、熱帯アメリカに自生する低木。エジプトなどでは生垣に仕立てるほど、暑さに強く丈夫です。枝が横に広がるほふく性のタイプは吊り鉢などに向きます。熱帯性でも日本の暖地では戸外で越冬可能。

夏に強いビタミンカラーの決定版!【マリーゴールド】

草丈:20~60㎝
開花期:5~11月

育てやすく、長期間楽しめる花として夏の庭やベランダに最適です。高性で大きな花を咲かせるアフリカンマリーゴールドや、コンパクトでよく分枝するフレンチマリーゴールド、一重咲きのメキシカンマリーゴールドなどがあります。

【ガーデニング】暑さに強い!ビタミンカラーの花9選(画像11)

フレンチマリーゴールド

夏の水やりのコツを覚えて、管理もラクラク!

植物は午前中、盛んに光合成を行うために地中から水を吸い上げるので、水やりは午前中早めが最適です。お昼近くになると鉢土が温まり、与えた水の温度も上がって根を傷めることがあるからです。

真夏の水やりはできるだけ日中を避けたいもの。ただし、朝の水やりを忘れて植物がしおれていたら、日中でも鉢を日陰に移して水やりします。時間を置いて水を何度か与え、鉢土の温度を下げてください。

朝、水やりしても夕方には鉢土が乾いていたら、もう一度水やりしましょう。けれど、水切れを心配するあまり用土をずっと湿らせたままにしておくと、根腐れするので要注意! 鉢土の表面が乾いてから、たっぷり水やりするのが基本です。

夏の水やりは厳しいので、気温ができるだけ低い朝方に行い、人も植物も負担を減らしましょう。小さい鉢植えは水切れしやすいため、少し大きめの鉢を利用すると水やりの回数を減らせます。人も植物もできるだけ無理しないで、夏を乗り越えたいものですね。

※2023年8月15日に配信した記事を再編集しています。

▼あわせて読みたい▼

>>【ガーデニング】庭やベランダをトロピカルに!暑いほど元気な熱帯花木[8選] >>【ガーデニング】かっこいいドライガーデンにおすすめ!乾燥に強い植物[8選] >>【ガーデニング】人気沸騰の多年草「エキナセア」14選!植えっぱなしで年々見事に

多肉植物とは、​乾燥地帯に適応するため、葉や茎、根に水分を貯蔵する組織をもつ植物の総称です。アロエ、エケベリアなどが代表的です。​ぷっくりとした独特の形状や多様な色彩が特徴で、室内外の観賞用として人気があります。

詳細を見る

切り戻しとは、伸びすぎた枝や茎を途中で切り詰める作業で、植物の形を整えたり、次の花や芽の発生を促す目的で行います。開花後に行うことが多く、風通しをよくし、病害虫の予防にもつながります。

詳細を見る

一重咲きとは、花びらが1列だけ並んでいるシンプルな形状の花を指します。このタイプの花はナチュラルな雰囲気や素朴な美しさが魅力で、ガーデニング初心者にも人気があります。一重咲きの典型例として、ヒマワリやコスモスなどがあります。この構造は花の中心部が目立ちやすく、虫を引き寄せやすいため、庭の受粉環境を向上させる役割も持っています。

詳細を見る

根腐れとは、土の水はけが悪いことによって、植物の根が腐ってしまう状態をいいます。肥料の与えすぎでも根腐れが起こることがあります。根腐れをほうっておくと、葉がしおれたり枯れたりします。

詳細を見る

多年草とは、開花、結実後も枯れずに生長する植物のことを指します。一度植えると数年にわたり生育し、毎年花を咲かせます。

詳細を見る

光合成は、植物が太陽の光をエネルギー源にして、二酸化炭素と水から酸素と栄養(糖)を作り出す生命活動の基本です。葉の中にあるクロロフィル(葉緑素)が光を受けることでこの反応が起き、植物の生長だけでなく、地球上の酸素供給にも関与しています。ガーデニングでは、植物が光合成しやすいように日当たりを確保し、葉を健康に保つことが重要です。日陰を好む植物でも、ある程度の光が必要であるため、「光と植物の関係」を理解しておくことは、育てる楽しさを深めてくれます。

詳細を見る

一年草とは、発芽から開花、結実、枯死までのライフサイクルを1年以内で終える植物のことです。春にタネをまいて夏から秋に花を咲かせる「春まき一年草」と、秋にタネをまいて翌春から初夏に開花する「秋まき一年草」に分類されます。代表的な春まき一年草には、ヒマワリやコスモスがあります。短期間で生長し、華やかな花を楽しめるのが特徴です。

詳細を見る

鉢花は、鉢に植えられた花のことで、ガーデニングでは室内外どちらでも楽しめる人気のスタイルです。ベゴニアやシクラメン、ポインセチアなど季節ごとに適した種類が選ばれ、空間を彩ります。移動が容易なので、環境に応じた日光や温度調節が可能で手入れもしやすく、狭いスペースでもガーデニングの趣を存分に楽しめます。

詳細を見る

花穂とは、棒状に長く伸びた軸に花が密集して咲く花序の一種で、ラベンダーやミントなどのシソ科植物に多く見られます。花穂は多数の小さな花がまとまって咲くことで、視覚的にも香りの面でも存在感があり、昆虫を引き寄せる効果が高い形状です。ドライフラワーやポプリにも利用されることが多く、観賞と実用を兼ねた人気の高い花序形態です。

詳細を見る

花弁とは、一般に「花びら」と呼ばれる部分で、花の中でも最も視覚的に目立つ構造です。昆虫を引き寄せるための鮮やかな色や形、香りを備えており、園芸植物ではこの花弁の特徴が観賞価値に直結します。八重咲きや一重咲きの違いも花弁の枚数に関係しており、育種や品種改良ではこの部分の改良が重点的に行われます。雨や暑さで傷みやすいため、花弁の丈夫さもガーデナーには重要なポイントです。

詳細を見る

用土とは、植物を育てるために使う土のことです。植物の種類に合わせて、水はけ、保水性、通気性、栄養のバランスを考えてつくられています。園芸店では「観葉植物用」「野菜用」「多肉植物用」など、目的別の用土が販売されており、初心者でも使いやすくなっています。

詳細を見る

樹高とは、地面から樹木の最も高い部分までの高さを指す言葉で、庭木やシンボルツリーを選ぶ際の重要な目安となります。植物の種類や品種によって最終的な樹高には大きな差があり、適切な樹高を見極めて植栽することで、住宅や周囲の景観と調和したガーデニングが実現できます。また、生長のスピードや剪定のしやすさにも関わるため、メンテナンスの観点からも考慮すべきポイントです。

詳細を見る

学名とは、植物や動物を世界共通で呼ぶために使われるラテン語などによる正式な名称で、属名と種小名の組み合わせから成ります。例えばバラの学名は「Rosa hybrida」で、学術的な識別や国際的な情報交換に不可欠です。和名や英名と異なり、学名は重複や誤認が少なく、分類体系に基づいた整理が行われています。

詳細を見る

品種とは、ある植物の中で、花の色や形、実の大きさなどの性質が、明らかに他の植物と異なる栽培植物のことです。園芸品種や栽培品種の略称です。

詳細を見る

低木とは、一般的に高さが約2メートル以下の小型の木を指します。ガーデニングでは庭の縁取りやアクセントとして使われることが多く、ツツジやユキヤナギ、ローズマリーなどが代表的です。剪定がしやすく、生長も制御しやすいため、初心者にも扱いやすい特徴があります。また、低木は季節ごとの花や葉の変化を楽しむことができ、庭に四季折々の彩りをもたらします。

詳細を見る
画面トップへ移動