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【ガーデニング】室内がすっきり見える!「観葉植物の寄せ植え」アイデア

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園芸ガイド編集部

インテリアグリーンの選び方次第で、室内をすっきり見せられることをご存知でしたか? これまで数多くの寄せ植えを制作してきた園芸研究家の吉谷桂子さんに、インテリアグリーンの寄せ植えのコツを教えていただきました。

フォルムを生かして室内をすっきり見せる

インテリアグリーンでも、もっと寄せ植えを楽しみましょう。ポイントになるのは、シンプルな組み合わせと植物のフォルムです。

室内はどうしても雑貨が多く、とり散らかった印象になりがちです。その中で寄せ植えを際立たせるためには、メリハリのあるシンプルな組み合わせを心がけましょう。

線や面の美しいフォルムをもった植物を主役に選ぶことも大切です。

アイデア① 彫刻的な植物でシャープな印象を際立てる

室内観葉の寄せ植えも、その定番となるのが「線+面+点」と「上に伸びる」「横に広がる」「下に垂れる」のダブル三拍子。

【ストレリチア・ユンケア】の「上に伸びる」シャープな「線」を縦長のコンテナで強調して、株元には「面」の代表【ポトス】を。小さな葉でつる性の【アイビー】、【パルテノシッサス・シュガーバイン】で「点」「下に垂れる」をそろえています。

花のない分、葉の色選びもポイント。

ストレリチア・ユンケアが手に入りにくい場合には、【サンセベリア】などくっきりした彫刻的な植物なら代用できます。

苗の配置図

A:ストレリチア・ユンケア 
B:ポトス
C:パルテノシッサス・シュガーバイン
D:アイビー

コンテナの大きさ/21cm×21cm、高さ47cm

寄せ植えとは、複数の植物を1つの鉢やプランターにまとめて植えることです。花の色や形、高さのバランスを考えることで、美しいアレンジが楽しめます。同じ環境を好む植物同士を組み合わせるのがコツです。季節ごとに植え替えれば、年間を通じて楽しめる人気のスタイルです。

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株元とは、植物の茎が地面と接するあたり、根元の部分を指す言葉で、水やりやマルチング、病害虫の発生チェックなど園芸作業の上で注目すべき場所です。特に多年草や樹木では、株元の通気性や湿度が健康維持に大きく関係し、落ち葉や腐葉土のたまり過ぎによって蒸れたり、カビが発生するリスクもあるため注意が必要です。冬越しや剪定後の管理でもポイントになる場所です。

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