「ほんの数㎝ずれるだけで、使いやすさが劇的に高まる」料理研究家・牛尾理恵さんのラクラク【持たない暮らし実例】
数を厳選しているからこそ、使いやすく位置調整できます
洗面台の鏡裏にはヘアドライヤーやスキンケア用品を収納。扉を開き、右手で最も取り出しやすい位置に春夏は日焼け止めを配置しています。冬はボディクリームと位置を交換。ほんの数cmずれるだけで、使いやすさが劇的に高まります。こうした工夫も、置くものの数を絞っているからできること。
化粧品は小さなボックスに集約。このまま旅行にも持参します
メイクは社会人としてのマナーを満たせば最低限でいい、と思っています。だからボックスにおさまる数しか持っていません。リップとチークは兼用。このボックスは海外旅行先で買ったものですが、日常の収納兼ポーチとしての役割も果たしてくれています。旅行の際もわざわざ詰め替えることなく、このままトランクの中へ。
本当に欲しいものは、じっくり待てば運命の出合いがあります
長期用トランクはグローブ・トロッターでなければ所有しなくてもいい。そう思うほど、強い憧れを持っていました。高価なので縁がないかもしれないと思っていましたが、偶然立ち寄ったアンティーク店で発見。状態も価格も納得できたため購入しました。頻繁に使うものではないけれど、本当にいいものだけを持つという思いを体現してくれているアイテムです。
欲張らず、シンプルに暮らしたい。タスクやスマホアプリも最小限です
心地よさは、暮らしを複雑化させないことで手に入るもの。ものを持ちすぎないのは当然ですが、スケジュールやタスクも同じです。詰め込みすぎず、仕事も抱えすぎないように心がける毎日です。スマホアプリは、たとえ得であっても安易にダウンロードしないように。パソコンのホーム画面も、乱雑にならないようアイコンの配置にはこだわっています。
