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「学歴なんて過去の産物」ホリエモンが暴く「バカ親」の正体とは?

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堀江貴文

「教育」や「子育て」にまつわる悩みは、世代を超えて尽きないもの。そんなテーマに、ホリエモンが一石を投じました。堀江貴文さんの新刊『バカ親につけるクスリ』から、抜粋してお届けします。第1回は、ホリエモンからみた「バカ親」について。

「平日の朝の風景を思い浮かべてください」と言われて、あなたはどんな光景を想像するだろうか。

子どもは学校へ行き勉強をし、大人は会社へ行き仕事をする。

こう思い浮かべたあなたは、洗脳されていると自覚すべきだ。その上で、洗脳を解く努力をすべきである。

あなたが子どもを持つ親なら、まさに「バカ親」だ。

日本の学校を制度疲労を起こしている

学校とは、歴史を振り返れば、「富国強兵」の名のもと国のために生きる便利な兵隊を養成する場所だった。

戦後も、高度経済成長を成し遂げるための「従順な労働力」を多く産出するため、学校 は権力を持つ教師と理不尽なルールでもって子どもに号令をかけ、規律のある行動をさせようとする場だった。

そんな日本の学校は制度疲労を起こしている。令和の今では、もはや沈みつつある「泥船」だ。

そんな場に子どもを毎日送り込み、彼らの自由な時間と「没頭する力」を奪い、「オールB」の凡庸な子に仕立て上げるのは、バカ親のすることだ。

子どもは学校に行かなくていい

「義務教育期の小・中学生は、学校に行くべきではないか」という反論があるかもしれ ない。たしかに日本の法律では、保護者が子どもを学校に就学させる義務がある。 ただし、近年では多様な学び方の重要性も認識されつつあり、ホームスクーリングやフリースクールなど、既存の学校以外での教育環境も整ってきている。

「教育を受けさせる」という本来の目的に立ち返り、子ども一人ひとりにとって最適な学びの形を選べばいい。

僕は常々、子どもは学校に行かなくていいと主張してきた。

実際、自由を奪う学校という場に「行きたくない」と感じる子どもは増えている。不登校の小・中学生は11年連続で増加し、2023年には過去最多の34万人余りにも上っている。

感度の高い子どもは、従来の学校の無意味さを見抜き、「行きたくない」という気持ちをそのまま行動に表しているのだ。

子どもが不登校になって悩むなんて、これもバカ親だ。子どもが不登校になったなら、 むしろその「行かない」という選択と行動力を、褒めてやっていいくらいだ。

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