ミュージカルスター中川晃教と「2025年1日も休みなし」福田監督がバテない体作りの秘密をトーク!
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田中希
常に話題作を発表し続ける福田雄一監督と、日本のミュージカル界のスター中川晃教がタッグを組んだミュージカル『サムシング・ロッテン!』が7年ぶりに再演されます。インタビュー第2弾は、初めて会った頃の話や思い出話、お忙しい二人の健康維持の秘訣などについて伺いました。
「才能のかたまり中川晃教」と福田監督の出会いとは?
――中川さんと福田さんの出会いっていうのは、いつ頃からなのでしょうか?
中川晃教さん(以下中川さん):「福田さんは覚えていらっしゃらないと思うんですが、初めて会ったのはシアタークリエの楽屋だったんですよ。打ち合わせにいらしていたのか、そこで会ったんですよ。『ジャージー・ボーイズ』(中川さん主演のミュージカル)をちょうどやっていたときで、福田さんが“観に行きたいんだよ”って言ってくださったんですよね」
福田雄一さん(以下福田さん):「そうなの!本当に不思議なんだけど、観に行けてないのよ」
中川さん:「今年9年目に入ります(笑)」
福田さん:「僕はブロードウェイで、のちにアッキー(中川さんの愛称)が主演することになる『ジャージー・ボーイズ』を見てるのよ。その主演のフランキー・ヴァリー役の役者さんがすごく特徴的な声をしていて、すごいんですよ。これを日本でアッキーがやるっていうんで、それを聞いたときにすごいなぁって思いましたよ」
中川さん:「ありがとうございます(笑)。それにしても福田さん、よく海外でミュージカルご覧になっていたんですよね」
福田さん:「息子が4歳くらいからブロードウェイでお正月に2週間くらい休みとって、毎日ミュージカル見るっていうのが毎年恒例だったの。息子が『ライオンキング』見たら、それまで興味なかったのに急に“僕もダンス習いたい!”って、言い始めて。やっと何かに興味を持ってくれたって嬉しくてね。ダンスと歌を習い始めて、留学もして、そしたら本当に“ライオンキング”になっちゃった!」(※福田監督の息子の福田響志さんは劇団四季のライオンキングで子供時代のシンバ役を務める)
中川さん:「そのおかげですよね、響志くんは。もう血に流れていますよね、ミュージカルが。今回『サムシング・ロッテン!』ではタップ振り付けと演出補でも響志くんが入られていて、僕はタップダンスの個人レッスンもしていただいたんですよ」
福田さん:「留学中はオールラウンドに舞台の勉強してきて、昔はタップダンスあんなにうまくなかったけど、スキルがどんどん上がりましたね。あ、そうだ!今度のタップのシーンは、もっとバタバタと激しめのにしようよ!(笑)」
中川さん:「頑張らないといけないですね(笑)。このタップを踏みながら言葉をお互いに言い合うというシーンがね、なかなか見どころなので、頑張ります!」
