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着物研究家【シーラクリフさん】流・自由でファッショナブルな着物コーデのコツとは?

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ゆうゆう編集部

着物に憧れていても、着付けが大変、ルールが難しいと二の足を踏んでいる方も多いのでは。もっと気軽に、自分らしく、着物を愉しむ方のお話を伺いました。今回は着物研究家・着物アーティストのシーラ・クリフさんです。

シーラ・クリフさん 着物研究家・着物アーティスト

1961年、イギリス生まれ。
85年に初来日。着物に魅了され、着付けや着物文化について学び始める。
その後は大学で英語と着物文化を教える傍ら、着物展覧会やファッションショーの企画・プロデュースなども手がける。

洋服にはない面白さが着物にはある!

大胆な色柄の着物と帯に、大ぶりのピアスやハット、パールネックレスなどをコーディネート。自由でファッショナブルな着こなしがSNSなどで人気を集め、着物インフルエンサーとしても活躍するシーラ・クリフさん。着物と出合ったのは、初めて日本を訪れたときだ。

「最初は何かなと思っていたんですけど、半年後には着物の店でいろいろ見たり、日本語が読めないのに本屋で着物の雑誌を買ったりしていました。いちばん魅力を感じたのは絹のしなやかさと色。木綿よりきれいに染まるから、色が深いんですよね。そしてデザインも豊富で、洋服にはない日本的な面白い柄がある。たとえば野菜とか、何でも着物の模様にしてしまう。それが面白くて、着物の虜になりました」

華やかさアップ! 柄を出す裏技

アンティーク帯を関西巻きに。「関東巻きだとチラッとしか柄が出ないけれど、こうすれば柄が全部出ます」

その後は着付け教室に2年間通い、着付けの免状を取得。

「最初は言葉がわからなかったから、教室では『なぜ? どうして?』と先生を質問攻めに。筆記試験もあったので、着付けを学びながら日本語の勉強にもなりました。でも、そこで基本をしっかり習ったから、今、自由に着ることができるのだと。先生たちには感謝しています」

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