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着物研究家【シーラクリフさん】流・自由でファッショナブルな着物コーデのコツとは?

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ゆうゆう編集部

私の着物姿を見て着物を見直してほしい

着物を頻繁に着るようになると、気持ちにも変化があった。

「なぜ着物を着るのかとよく聞かれます。それは、着物が私を美しく見せてくれるから。だから今日どんな自分に見られたいか、それを考えて着物を選ぶようになりました。元気に見られたかったらポップな着物、とかね。音楽を聴きに行くときは音楽と関係するものを身に着けたり、博物館に行くんだったらアンティークの着物を選んだり。そういうプラスαも楽しいなと思っています」

小さい頃からみんなと同じ格好はしたくなかった、自分の好きなものを着たかったというシーラさん。そんな本来の感性も、人とはちょっと違う着物アレンジにつながっているのかもしれない。

「私は今まで、いろいろなアートをやってきました。彫刻も、写真も、絵も。でも、自分のアートはやっぱり着物dressingだなと思うようになりました。着物がいちばん自分を表現できると思っています。いつまでも飽きないし、いつも新しいことに挑戦できるから」

小物使いで遊び心をプラス

風鈴、セミ、ブドウ、ホップ、ギフト箱のピアス。「遊び心やインパクトのある小物が好き。風鈴はガーデニング用の飾りをピアスにリメイクしました」

この日のコーディネートもまさにアート! 大胆な菊のグラフィックに、オレンジとブルーという反対色の組み合わせが効いている。

「洋服だったらあまり合わせない色ですよね。たぶん昔の訪問着だと思いますが、この配色がちょっとニューメキシコっぽくて気に入っています。菊の花の中に梅や紅葉が描かれていて、異なる季節が混在しているところが面白いと思います。腰には黒の飾り腰紐。文献によると室町時代はこうやって垂らしていたようなんですよ。それがおしゃれだなと思って考案した、私のオリジナルの着こなしです」

インスタグラムには、シーラさんのセンスが光るコーディネート写真がずらりと並ぶ。

「『シーラさんのインスタを見て着物を着るようになりました』とか『今、着付け教室に通っています』とか、すごく反響があります。人にインスパイアされ、また着物の素晴らしさを見直してもらいたいと思っていたから、私もとてもうれしい」

小物やメイクはテイストを統一

着物は「ちょっと昭和っぽくて、あまり季節にとらわれない柄」。メイクとピアスも着物の配色に合わせて。

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