愛犬も冬を快適に!中医学を取り入れた代謝アップ薬膳レシピ公開「魚を使った簡単ごはん」
毎日のごはんが、わんこの体と心を整える一歩になるとしたら? 東洋医学の知恵・中医学と薬膳学を取り入れ、「今日からできること」を丁寧に教えてくれる新刊『いちばんやさしい わんこのための薬膳のきほん』(世界文化社刊)が、いま注目を集めています。この中から一部抜粋して、冬におすすめのレシピ「魚を使った代謝アップごはん」をお届けします。
▼前回はコチラ▼
>>簡単スタート!わんこのための薬膳基礎知識:おすすめ食材と避けたいNG食材リスト冬の食養生 代謝アップごはん【魚】
冬は代謝を落とさず血を蓄えて春に備えを
寒い冬にリンクする臓腑は「腎」です。寒さで腎まで冷えると、体の根幹まで冷たくなり、水分代謝や血流が悪くなります。食材は、胃腸をやさしく温めて動きを良くしてくれる鶏肉や鮭を使いたいですね。
鮭は脾胃(胃腸)の帰経※1に入ります(胃腸とつながる経路※2に入ると考えられています)。脾胃を温めると消化が活発になるため、炒めたごはんで食欲そそるレシピにしました。ごま油は香りだけでなく、寒さで乾燥した皮膚などをうるおしてくれます。
※1:食材がどの臓に働きかけやすいかを示します。
※2:体の中を巡る血や気、水分などの通り道。
材料(5kgのわんこ1食分の目安量)
鮭(無塩) … 40〜50g ▶ 食べやすい大きさに切る
ブロッコリー* … 20g ▶ 細かく切る
キャベツ* … 15g ▶ 細かく切る
ちんげん菜 … 15g ▶ 細かく切る
すりおろしにんじん … 10g
溶き卵 … 15ml
ごはん … 40g
黒すりごま … ひとつまみ
ごま油 … 少々
作り方
❶ 鮭はフライパンで焼いて取り出し、骨と皮を取ってほぐしておく。
❷ フライパンにごま油を入れ、①と野菜を加えて火を通し、ごはんを加える。
❸ 溶き卵を回し入れて火を通し、人肌程度に冷ましてから器に盛り黒ごまを振って完成。
Check
□市販の鮭フレーク(加塩)は使用を控えて、鮭も必ず無塩のものを。骨・皮は取る。
□シュウ酸結石傾向のわんこは、*印のブロッコリー、キャベツは別ゆでにし、ゆで汁は捨てる
Arrange!
・鮭はブリやタラ、さばに替えてもOK!
・ちんげん菜の代わりに小松菜でも代用可能!
・ごはんを黒米ごはんにするのも◎
本記事は、『いちばんやさしい わんこのための薬膳のきほん』柴田千恵著(世界文化社刊)の内容を、ウェブ記事用に再編集したものです。
医学解説
西川美和子
獣医師・中獣医師、日本大学生物資源学部理事。日本大学農獣医学部卒業後、都内や首都圏の動物病院に勤務。2000年に千葉県松戸市でかんじ動物病院を開院。育児期間を経て、中央動物専門学校講師と獣医師を継続しながら、日本獣医中医薬学院で研鑽を積む。獣医中医師1級・獣医推拿整体師を取得し、かんじ動物病院分院・どうぶつ鍼灸治療部を設立。診療に当っている。
いちばんやさしい わんこのための薬膳のきほん
柴田千恵著/西川美和子(医学解説)
世界文化社刊
東洋医学の要でもある薬膳は、わんこの体にも合う食事法。身近な食材ではじめられます。現役獣医師や管理栄養士なども受講するペット中医薬膳の専門家が、わんこ薬膳の基礎から実践までわかりやすく書き下ろした一冊。
※詳細は以下のボタンへ
▼あわせて読みたい▼
>>犬と猫、留守番上手なのはどっち? 猫は人間を“大きな猫”と思っている!? >>「好きな食べ物が出てくるまで待つ」のはどっち? 犬と猫の“好き嫌い事情” >>モフモフの嫉妬心。犬と猫、ヤキモチ焼きなのはどっち?その答えが意外すぎた!