モフモフの嫉妬心。犬と猫、ヤキモチ焼きなのはどっち?その答えが意外すぎた!
永遠のライバル犬と猫。はたしてどっちの能力が高いのでしょうか? 知力、感情、身体能力、五感、生活などについて、動物学者の今泉忠明さんが詳しく解説した本『犬と猫どっちが最強か決めようじゃないか』が話題です。今回は本の中から「犬と猫、嫉妬深いのはどっち?」をご紹介します。
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嫉妬したあと、行動に移すのは犬!
これも意外な話ですが、犬と猫では嫉妬深いのは犬になります。
正確にいうと、どちらも嫉妬はするのですが、行動に移すのが犬なのです。たとえば、多頭飼いの家庭で、飼い主にことさらかわいがられている1匹がいるとします。
するとほかの犬は、飼い主が見ていないところでその1匹をかんだり、つらく当たることがあります。群れで生きる犬だからこそ、リーダーにかわいがられる相手に対する嫉妬が生まれるのでしょう。
猫も嫉妬を感じますが、相手に当たったりはせず、自分の中で昇華するのが基本。発散法のひとつが突発的な「夜の運動会」なのかもしれない、ともいわれています。
犬と猫、嫉妬深いのはどっち?
【判定】犬の勝ち!
嫉妬のあまり相手をかんだり、行動に移すのが犬
※この記事は『犬と猫 どっちが最強か決めようじゃないか』今泉忠明監修、ひぐちにちほマンガ、山田優子イラスト(主婦の友社)の内容をWEB掲載のため再編集しています。
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動物学者
今泉忠明
いまいずみ・ただあき●動物学者。東京動物園協会評議員、日本動物科学研究所所長、日本ネコ科動物研究所所長、「ねこの博物館」館長などを務め、犬・猫はもちろん、動物全般についての知識の深さには定評がある。東京水産大学(現・東京海洋大学)卒業。国立科学博物館で哺乳類の分類学・生態学を学ぶ。文部省(現・文部科学省)や環境庁(現・環境省)の生物調査などに従事後、上野動物園の動物解説員を務める。現在も富士山の動物の生態調査など、活発にフィールドワークを行う。『ざんねんないきもの事典』(高橋書店)、『わけあって絶滅しました。』(ダイヤモンド社)、『マンガでわかる猫のきもち』(大泉書店)など、生物に関する著書・監修書多数。
いまいずみ・ただあき●動物学者。東京動物園協会評議員、日本動物科学研究所所長、日本ネコ科動物研究所所長、「ねこの博物館」館長などを務め、犬・猫はもちろん、動物全般についての知識の深さには定評がある。東京水産大学(現・東京海洋大学)卒業。国立科学博物館で哺乳類の分類学・生態学を学ぶ。文部省(現・文部科学省)や環境庁(現・環境省)の生物調査などに従事後、上野動物園の動物解説員を務める。現在も富士山の動物の生態調査など、活発にフィールドワークを行う。『ざんねんないきもの事典』(高橋書店)、『わけあって絶滅しました。』(ダイヤモンド社)、『マンガでわかる猫のきもち』(大泉書店)など、生物に関する著書・監修書多数。

犬と猫どっちが最強か決めようじゃないか
今泉忠明 監修
ひぐちにちほ マンガ
山田優子 イラスト
主婦の友社刊
永遠のライバル犬と猫。はたしてどっちの能力が高いのか? 知力、感情、身体能力、五感、生活などについて、動物学に基づいてジャッジ!犬猫について知りたい55項目を比較しました。
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