日陰でもガーデニングを諦めない!植物を育てる大事な【日照条件】早わかりガイド
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光武俊子
日当たりの悪い庭やベランダでの工夫
家の北側にある庭やベランダでも、太陽が高い位置を通る時期には昼のわずかな時間でも直射日光が当たります。また、朝や夕方の陽が東や西から回り込んで当たることもあります。季節による日照の変化を観察すると、意外に日照が確保されているかもしれません。
また、日当たりの悪い庭では風通しや水はけの悪さが、日照不足以上に植物のご機嫌を損ねている可能性があります。木立が茂った日陰では、日照も風通しも悪いので、植物が軟弱に育ちやすく病害虫の被害も目立ちます。木立は適切に剪定して、光や風が抜けやすくしましょう。
また、日当たりが悪くてぬかるみやすい粘土質の庭には、腐葉土や堆肥を入れて水はけをよくします。側溝を設けて排水性を確保したり、水はけのよいレイズドベッド(立ち上がり花壇)を作ると、日当たりは多少悪くても、植物は育ちやすくなります。
植物の耐陰性を見極めてふさわしい場所で
おもに室内で栽培する観葉植物も実際には日光が大好きで、1週間ほどかけて徐々に光に慣れさせて屋外で栽培すると、みるみる元気になってよく育つことがあります。それらは単に暗い所でも耐えられる耐陰性に優れているだけなのです。
室内に飾ることが多い盆栽も、室内に置くのは3~4日までで日ごろは日当たりで栽培。冬は室内に取り込む多肉植物も、直射光がよく差し込む窓辺で育てます。このように室内で育てる植物や夏の暑さを避ける室内栽培には近年、LEDライトによる補光が提案されています。
ただし、植物は昼夜時間の長さによって花芽を形成する時期が変わります。日が短くなることで花芽をつける短日植物(アサガオ、キク、コスモスなど)と、日が長くなることで花芽をつける長日植物(ペチュニア、ナノハナ、スミレなど)があることも覚えておきましょう。
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