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日陰でもガーデニングを諦めない!植物を育てる大事な【日照条件】早わかりガイド

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光武俊子

日当たりの悪い庭やベランダでの工夫

家の北側にある庭やベランダでも、太陽が高い位置を通る時期には昼のわずかな時間でも直射日光が当たります。また、朝や夕方の陽が東や西から回り込んで当たることもあります。季節による日照の変化を観察すると、意外に日照が確保されているかもしれません。

また、日当たりの悪い庭では風通しや水はけの悪さが、日照不足以上に植物のご機嫌を損ねている可能性があります。木立が茂った日陰では、日照も風通しも悪いので、植物が軟弱に育ちやすく病害虫の被害も目立ちます。木立は適切に剪定して、光や風が抜けやすくしましょう。

また、日当たりが悪くてぬかるみやすい粘土質の庭には、腐葉土堆肥を入れて水はけをよくします。側溝を設けて排水性を確保したり、水はけのよいレイズドベッド(立ち上がり花壇)を作ると、日当たりは多少悪くても、植物は育ちやすくなります。

日陰でもガーデニングを諦めない!植物を育てる大事な【日照条件】早わかりガイド(画像6)

風の抜けるシェードガーデンで咲くアスチルベなど

日陰でもガーデニングを諦めない!植物を育てる大事な【日照条件】早わかりガイド(画像7)

木枠で立ちあげたレイズドベッドでマリーゴールドなどを育てる

植物の耐陰性を見極めてふさわしい場所で

おもに室内で栽培する観葉植物も実際には日光が大好きで、1週間ほどかけて徐々に光に慣れさせて屋外で栽培すると、みるみる元気になってよく育つことがあります。それらは単に暗い所でも耐えられる耐陰性に優れているだけなのです。

室内に飾ることが多い盆栽も、室内に置くのは3~4日までで日ごろは日当たりで栽培。冬は室内に取り込む多肉植物も、直射光がよく差し込む窓辺で育てます。このように室内で育てる植物や夏の暑さを避ける室内栽培には近年、LEDライトによる補光が提案されています。

ただし、植物は昼夜時間の長さによって花芽を形成する時期が変わります。日が短くなることで花芽をつける短日植物(アサガオ、キク、コスモスなど)と、日が長くなることで花芽をつける長日植物(ペチュニア、ナノハナ、スミレなど)があることも覚えておきましょう。

日陰でもガーデニングを諦めない!植物を育てる大事な【日照条件】早わかりガイド(画像8)

盆栽は長く室内に置けない

日陰でもガーデニングを諦めない!植物を育てる大事な【日照条件】早わかりガイド(画像9)

LED照明で生き生きと育つ観葉植物

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レイズドベッドとは、木枠やブロックなどで囲って、地面より高く土を盛った花壇のことです。水はけがよく、土の管理がしやすいため、植物の育ちもよくなります。高さがあるため、ひざまずかなくても作業ができるところもメリットです。

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長日植物とは、日照時間が一定時間より長くなると花芽を形成する植物を指します。​具体的には、夜の時間が短くなることで開花が促進されます。​ペチュニアやカーネーション、アブラナなどが代表的な長日植物です。

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観葉植物とは、花よりも葉の形や色、質感の美しさを楽しむことを目的とした植物の総称です。モンステラ、ポトス、カラテアなどが代表的で、インテリアグリーンとして人気があります。育てやすく空間に潤いを与えるため、初心者からベテランまで幅広い層に愛されていますが、室内管理には日照・温度・湿度・空気の流れなど、繊細な配慮が必要です。身近に置いて葉の表情を見て、植物と会話する感覚が味わえるのも魅力の一つです。

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短日植物とは、日照時間が一定時間より短くなると花芽を形成する植物を指します。​具体的には、夜の時間が長くなることで開花が促進されます。​アサガオやポインセチア、コスモスなどが代表的な短日植物です。

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多肉植物とは、​乾燥地帯に適応するため、葉や茎、根に水分を貯蔵する組織をもつ植物の総称です。アロエ、エケベリアなどが代表的です。​ぷっくりとした独特の形状や多様な色彩が特徴で、室内外の観賞用として人気があります。

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葉焼けとは、植物の葉が強い日差しや高温、乾燥によるストレスで変色したり、茶色く枯れたような状態になったりする現象を指します。夏の直射日光やエアコンの風が原因になることが多く、特に真夏のガーデニングでは注意が必要です。葉焼けを防ぐためには、遮光ネットや葉水で葉を守る対策がおすすめです。また、植える場所や時間帯を考慮して、直射日光が当たりすぎない環境を整えましょう。一度葉焼けしてしまった葉は元の緑色には戻らないため、見つけ次第、枯れた葉を取り除くことも忘れずに。

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腐葉土とは、落ち葉や枯れた植物の枝などが微生物の働きによって分解され、ふかふかの土状になったものです。ガーデニングでは、土壌改良材として使用されることが多く、通気性や水はけを向上させ、植物の生長を助ける効果があります。また、有機物を豊富に含むため、植物にとって優れた栄養源となります。手作りも可能で、落ち葉を積み重ね適切に管理すると約半年~1年で完成します。庭づくりやプランター栽培にも非常に役立つ、自然の恵みを生かした便利なアイテムです。

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光合成は、植物が太陽の光をエネルギー源にして、二酸化炭素と水から酸素と栄養(糖)を作り出す生命活動の基本です。葉の中にあるクロロフィル(葉緑素)が光を受けることでこの反応が起き、植物の生長だけでなく、地球上の酸素供給にも関与しています。ガーデニングでは、植物が光合成しやすいように日当たりを確保し、葉を健康に保つことが重要です。日陰を好む植物でも、ある程度の光が必要であるため、「光と植物の関係」を理解しておくことは、育てる楽しさを深めてくれます。

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遮光とは、強い日差しを遮ることで植物に与える光の量を調整し、生育環境を整えるための管理方法を指します。夏の高温期には直射日光によって葉焼けが起きたり、土の乾燥が進むこともあるため、遮光ネットなどを使って適度に日差しを和らげることが効果的です。ガーデニングでは特に日陰を好む植物や、タネまき・挿し木をしたばかりのデリケートな苗の保護に使われ、気温と湿度のバランスをとる重要な作業です。

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花芽とは、植物が開花の準備を始めるために形成される芽のことです。この芽は、茎や枝の先端、葉のつけ根などに現れる場合が多く、やがて美しい花を咲かせる基となります。ガーデニングでは、花芽の確認は植物が元気に育っているサインともいえます。特定の植物は、剪定や施肥のタイミングを工夫することで花芽の形成を促進できます。そのため、花芽の状態を観察することは、美しい庭づくりの重要なポイントとなるでしょう。

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堆肥とは、落ち葉や草、野菜くずなどの植物性廃棄物や動物のふん尿などを発酵・分解させて作られる有機質肥料の一種です。土壌の改良や植物の育成を助ける役割があり、ガーデニングでは土の栄養補給やふかふかな土壌づくりに欠かせません。自家製の堆肥を作ることで廃棄物の再利用が可能になり、環境にも優しい方法として注目されています。発酵の過程で微生物が活躍するため、適度な湿度と空気の供給を保つことが重要です。

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品種とは、ある植物の中で、花の色や形、実の大きさなどの性質が、明らかに他の植物と異なる栽培植物のことです。園芸品種や栽培品種の略称です。

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剪定とは、植物の不要な枝を切り取る作業のことです。形を整えたり、風通しをよくしたり、枝分かれを促したりする目的で行われます。剪定を行う目的に合った正しい時期に行うことが大事です。

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