記事ランキング マンガ 連載・特集

【保存版】バラのアブラムシ対策、何からする?初期に効く駆除のコツと春に増える理由、予防まで丸わかり

公開日

更新日

吉原美奈子

アブラムシの具体的な防除法

まずはアブラムシの発生を少なくするため、日ごろの管理に気をつけます。
混み合った葉は軽く間引いて風通しをよくしておきます。
肥料が多すぎると新芽が多く出過ぎてアブラムシを呼び込むので、適量を与えましょう。

新芽や葉の裏側をよく見て、数匹程度であれば軍手をはめた指でつぶし水で洗い流します。
それだけでは防除が追いつかず、増殖スピードが速くなったら薬剤を使って一気にリセットするのが効果的です。

一般家庭では、ベニカXファインスプレー、オルトラン液剤・粒剤が使いやすいでしょう。ベニカXファインスプレーはそのまま直接スプレーできるので手軽です。

【保存版】バラのアブラムシ対策、何からする?初期に効く駆除のコツと春に増える理由、予防まで丸わかり(画像6)

庭の一画に小高いレイズドベッドを設けてバラを茂らせています。湿気の多い日本では株の通風に気をつけましょう。

オルトランは浸透移行性で長く効き、繰り返し発生するのを防ぐ効果があります。
液剤は規定の希釈倍率で薄め、噴霧器で散布します。
粒剤は株元にまいておけば予防効果があるので初心者にもおすすめですが、すでに発生している場合は液剤が適します。

に薬剤をかける場合は新芽、つぼみ、葉の裏側を重点的に噴霧します。
アブラムシは見えにくい場所に付くことが多いため、ていねいな散布を心がけましょう。

なお一時期、自然派の防虫対策として人気のあった木酢液は駆除効果がほとんどないことが分かっています。
スプレーしてもアブラムシは死なず、発生している場合の効果はないと思ったほうがよいでしょう。

独特のにおいが害虫をよせつけないという報告もありますが、過度に期待せず初期の捕殺と薬剤散布で対処するほうが現実的だと思われます。

▼あわせて読みたい▼

>>ふんわり咲くモッコウバラ|黄と白の違いは?育て方・剪定・肥料をやさしく解説【ガーデニング】 >>意外と真似できる!イギリス&フランスのローズガーデンに学ぶ、バラ庭づくりのコツ >>「白い粉が…これ何!?」バラの新芽・つぼみが危ない!4月に急増する「うどんこ病」今すぐの対策
「アスタリフト」をたった7日試しただけでわかったこととは

「アスタリフト」をたった7日試しただけでわかったこととはPR

詳細はこちら

浸透移行性とは、植物の組織内に吸収された薬剤が水分とともに葉や茎、根など全体に広がる性質を指します。この性質を持つ薬剤は、害虫駆除や病気予防に高い効果を発揮し、表面だけでなく内部にも効能を発揮するのが特徴です。特にバラや果樹など、ガーデニングで被害を受けやすい植物の管理に役立ちます。ただし、選ぶ薬剤やその使用方法を間違えると植物に負荷をかけることがあるため、ラベル表記をよく確認し、適切に使用することが重要です。

詳細を見る

アブラムシとは、植物の若芽や葉に群がり、汁を吸って生育を妨げる害虫です。ウイルス病を媒介したり、排泄物でカビが発生したりすることもあります。繁殖力が非常に強いため、早期の発見と駆除が重要です。対策としては、葉裏のチェック、捕殺、防虫ネットや黄色いものに集まる習性を生かした吸着テープの設置、またはアブラムシ専用の薬剤を使うのが効果的です。

詳細を見る

木酢液は、木材や竹を炭化させる際に発生する煙を冷やして液化した自然由来の製品です。殺菌作用や害虫忌避の効果が期待され、ガーデニングでは植物の病害虫対策や土壌改良に利用されます。また、希釈濃度によって目的が異なるため、使用時には注意が必要です。環境に優しく家庭菜園でも人気です。

詳細を見る

一番花とは、一つの株の中で最初に咲く花のことを指します。特にバラやトマト、ナスなどの野菜栽培において、一番花の管理が重要視されることもあります。

詳細を見る

すす病とは、植物の表面に黒い煤のようなカビが付着する病気のことです。この病気はおもにアブラムシやカイガラムシが排泄する甘露(かんろ)を餌とする黒色のカビ菌が繁殖することで起こります。ガーデニングでは、光合成の妨げや見た目の悪化を引き起こしますが、植物自体が直接侵されるわけではありません。すす病を防ぐには、甘露を発生させる害虫の駆除が重要です。また、被害が軽微であれば、柔らかい布や水で丁寧に表面を拭き取ることで改善が期待できます。

詳細を見る

肥料とは、植物が健やかに生長するために欠かせない栄養素を補給する材料のことです。おもにチッ素、リン酸、カリウムを三大要素とし、それぞれ葉の生長、花や実の形成、根の発達を助けます。有機質肥料と無機質肥料に分類され、有機質肥料は堆肥や骨粉など自然由来で、土壌改良にも効果的。一方、無機質肥料は成分が均一で即効性が魅力です。ガーデニングでは植物の種類や生長段階を考慮し、適切な肥料選びと施肥のタイミングが大切です。

詳細を見る

株元とは、植物の茎が地面と接するあたり、根元の部分を指す言葉で、水やりやマルチング、病害虫の発生チェックなど園芸作業の上で注目すべき場所です。特に多年草や樹木では、株元の通気性や湿度が健康維持に大きく関係し、落ち葉や腐葉土のたまり過ぎによって蒸れたり、カビが発生するリスクもあるため注意が必要です。冬越しや剪定後の管理でもポイントになる場所です。

詳細を見る

株とは、地面から芽を出して生長している植物の基本単位を意味し、特に多年草や野菜苗などでよく用いられます。例えば「このラベンダーは大株に育った」といったように、株の大きさや状態は植物の生育具合を示す指標にもなります。ガーデニングでは株分けや株の更新、株元の管理など、長期的な育成を考えるうえで頻出する概念です。

詳細を見る

枝とは、植物の幹や主軸から分かれて伸びる部分で、葉や花、果実をつける役割があります。枝の生え方や配置によって光の取り込み方や風通し、樹形が左右されるため、剪定や誘引を通じて理想的な姿に整えることがガーデニングでは大切になります。

詳細を見る
画面トップへ移動