【保存版】バラのアブラムシ対策、何からする?初期に効く駆除のコツと春に増える理由、予防まで丸わかり
ほんの数日目を離しただけと思っていたのに、新芽やつぼみにアブラムシがびっしり! 多くの人が味わったことのある苦い経験でしょう。バラの害虫の代表格であるアブラムシの発生原因と、その対処法を解説します。
恐るべし!アブラムシの繁殖力
アブラムシはバラのやわらかい新芽やつぼみを好んで集まる害虫です。
厳冬期と猛暑期を除けばほぼ一年中発生しているといってもよいでしょう。
特に被害が多発するのは春ですが、これには理由があります。
旺盛に生長する4月ごろのバラの体内にはアミノ酸や糖類が豊富に含まれており、アブラムシにとっては非常に栄養価の高い吸汁源、つまりエサになるわけです。
バラから栄養をとったアブラムシは短期間で爆発的に増えます。
多くのアブラムシはメスだけで増える単為生殖のため、次々と子どもを産み出します。
一匹のメスが産む子の数がそもそも多く、さらに胎生といって卵ではなく体内で生長した幼虫をそのまま産むため、生まれた瞬間から吸汁を始めすぐに次の世代を生み出すのです。
最初はわずか数匹だったのが、うっかりしているうちに急拡大し、隣の株にも移動し広がっていくのにはこういう理由があったのです。
被害にあったバラはどうなるの?
アブラムシに栄養を吸われることで、バラは芽が縮れたり、つぼみがうまく開かなくなったりします。
バラが一番美しく咲くと言われる春の一番花ですが、アブラムシの被害を放っておくと花はいびつに咲き、枝の伸びが悪くなったり葉が小さくなったりして、株全体の元気もなくなっていきます。
また、アブラムシが付いたバラを観察すると、べたべたしたものが葉や茎についていることがよくあります。
これはアブラムシの排泄物で、黒く汚れて見苦しいだけでなく黒いカビがつくと‘すす病’が発生することもあります。
このようにアブラムシは増える仕組みを持っている害虫で、及ぼす被害も大きいのでとにかく拡大を抑えることが大切。
発生初期のわずかな段階で対処することが何より重要なのです。
