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家事の負担を減らしたくて、ものを減らした。“持たない暮らし”に変わったきっかけ【下村志保美さん】

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ゆうゆうtime編集部

自分らしい“持たない暮らし”を楽しんでいる方の実例を紹介します。話題の新刊『「持たない暮らし」の見本帖』から抜粋してお届けするのは、下村志保美さん。3回に分けてお届けする第1回は、ミニマリストに変わったきっかけについて。

PROFILE
下村志保美さん(時間×片付けコンサルタント)
忙しい女性をサポートする「PRECIOUS DAYS」を主宰。ファイナンシャルプランナー、家計アドバイザーの資格も所持。
著書に『がんばらない片づけ』(三笠書房刊)などがある。

SNS:
Instagram @shihoshimo

とにかく毎日をラクに暮らしたい。家事の負担を減らすために、ものを減らしています

収納用品を“足す”ことで片づけようとしていた過去。引き算してラクになりました

家事がラクになる、片づけがラクになる。それこそが、下村さんがめざす暮らしです。

「私は自分のことをミニマリストだとは思っていません。家事の負担を減らして、仕事や他のやりたいことに時間を使いたい。そのために、ものは少ないほうがいいという考えです」

整理収納の仕事を始める前から、片づけや収納は得意だったという下村さん。

「きれいにしまうことはできていました。でも決して使いやすくはなく、家事に追われる生活。夫や子どもはいつも探し物をしていて、使ったものを元に戻せません。今振り返ると、状況をよくするために足し算ばかりしていた気がします。片づかないから収納用品を増やす。収納スペースを増やす。片づけブロガーの投稿を見て、せっせと同じものを買っていました」

当時は黒の冬用肌着やタイツもさまざまな用途で使い分け、たくさん持っていたそう。

「全部黒だから、引き出しの中ではどれがどれだかわからなくなります。仕分けアイテムを使ってもすぐにぐちゃぐちゃに。そこで、よく使う1種類だけに絞ったら、管理がとてもラクになったんです。足すより引くほうがラクになれるのかもしれない。そう感じて、ものを手放し始めたんです」

ただし闇雲に減らすのではなく、基準はあくまで暮らしが快適になるかどうかです。

「何かを買うときは、持つことにより継続的に発生する時間的・金銭的なコストも考慮します。多くのものは所有すること自体に、管理やメンテナンスの手間がかかるからです。そして、無意識に家に入ってくるものは、事前にシャットアウト。粗品はなるべく辞退しているし、郵便受けにはチラシの無断投函お断りステッカーを貼っています」

ものを持たない人生は、圧倒的に身軽でラク。

「本当は必要ないとわかっているのに捨てられない、常にものの管理に追われている……。持つものを減らしたことで、そんな悩みや不安からも解放された気がしています」

現在は娘夫婦と同居中。娘が連れ帰った猫を共にお世話している。リビングにあるのはキャットタワーやベッドなど猫関連アイテム。

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