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秋バラの深い花色と香りを味わう、草花との調和が美しい関東近郊ガーデン3選

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吉原美奈子

秋バラの深い花色と香りを味わう、草花との調和が美しい関東近郊ガーデン3選

軽井沢レイクガーデンの初夏の情景。春や初夏に訪れて感動した庭は秋に再訪したいもの。季節の変化、バラの変化を自分の目で確かめましょう。(筆者撮影)

春とはひと味違う美しさを楽しめる秋バラ。深みを増した花色や豊かな香りに加え、草花やグラス類など、ほかの植物との組み合わせにも注目してみませんか。バラと秋の草花が織りなす美しい景色を楽しめる、関東近郊のガーデンをご紹介します。

秋バラの深い花色と香りを味わう、草花との調和が美しい関東近郊ガーデン3選(画像2)

初秋の安曇野のガーデン。バラの花数は少なくなりますが冷涼地でも咲いています。木々の葉色がトーンを落とし、秋色へと変わりつつあります。(筆者撮影)

秋バラはなぜ美しい?

秋バラの魅力のひとつは、花色の美しさにあります。
赤や紫、濃いピンクなどの花色は気温が高いと色素の生成が抑えられたり、色素が分解されやすくなったりすることがあります。

春~初夏のように日々気温が上がっていく時期には本来目指している色が出にくかった品種でも、秋になって気温が下がると、花色がより深く、鮮やかに発色することもあるのです。

暑さが和らぐことで、春とはまた違った色合いに出合えるのも秋バラの楽しみといえるでしょう。

秋バラの深い花色と香りを味わう、草花との調和が美しい関東近郊ガーデン3選(画像3)

本文で紹介しているコピスガーデンで、動物のトピアリーを発見。近くには小川が流れ、英国の田舎に来たような趣です。放し飼いのアヒルも可愛い。(筆者撮影)

もうひとつ楽しみたいのはバラの香りです。
香りは、花から空気中に放出されるさまざまな芳香成分によって生まれますが、その放出のされ方は、気温や湿度、時間帯などによって変化します。

暑すぎず、穏やかな気候の秋は、ゆっくりと花に近づいて香りを楽しんでみることができますね。

甘く華やかなダマスクの香りや、すっきりと上品なティーの香りなど、品種による香りの違いにもはっきりと気づくかもしれません。
品種ごとの香りの個性をじっくりと楽しみましょう。

秋の植物とのコラボが見事なバラ園

魅力いっぱいの秋バラですが、さらに目を向けたいのはバラと一緒に植えられた草花や木々との組み合わせです。
ここではそんな美しい植栽を楽しめるガーデンを3つ紹介しましょう。

1. 軽井沢レイクガーデン(長野県)

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レイクガーデンの中央を占める湖のあたりは一枚の絵を見るよう。湖にかかる橋を渡り、秋の植物を見ながら周辺を散策しましょう。(筆者撮影)

湖を中心に8つのエリアが広がる自然豊かなナチュラルガーデンです。
四季咲きのイングリッシュローズやフレンチローズを中心に約400種類のバラと300種類の宿根草が植えられています。

秋にはバラの開花は初夏よりも少なくなるものの、アスターやシュウメイギクなどの草花が咲き、10月中旬以降は木々の紅葉も楽しめます(開園期間は11月初旬まで)。
湖や水辺の植物、秋色に染まる木々がバラを引き立て、季節の移ろいを感じさせてくれるでしょう。

花壇だけでなく、湖や樹木を含めた庭園全体をゆっくりと散策してみたい場所です。
散策のあとは、英国のマナーハウスを思わせる建物でひと休み。
ティールームでスコーンやケーキを味わったり、食事を合わせて楽しめるのもうれしいところです。

住所:長野県北佐久郡軽井沢町レイクニュータウン

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イングリッシュガーデンとは、イギリスの伝統的な庭園スタイルで、自然な風景を再現するように草花や低木、つる植物をバランスよく配置します。四季折々の草花が咲き誇るナチュラルで温かみのある景観が魅力で、アーチや小道、ベンチやパーゴラなどを取り入れた庭づくりが特徴です。

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イングリッシュローズとは、イギリスの育種家デビッド・オースチン氏によって開発されたバラの系統で、オールドローズの香りや花形と、モダンローズの四季咲き性、耐病性をあわせ持っています。カップ咲きやロゼット咲きが多く、ナチュラルガーデンにぴったりの優雅な雰囲気を演出します。

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四季咲き性とは、特定の開花期をもたず、条件が整えば一年に複数回花を咲かせる性質を指します。​バラやベゴニアなどにこの性質をもつ品種があり、長期間花を楽しむことができます。

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シュラブとは、ガーデニングでよく用いられる低木の総称です。生長が安定し、剪定によって形を整えやすいことから、庭や花壇の基盤となる植栽として重宝されています。バラの一種のシュラブローズも有名で、初心者から上級者まで幅広く愛されています。また、季節ごとの景観を楽しめる落葉樹や常緑樹があり、生育環境やデザインに応じて選べるのも魅力的です。

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宿根草とは、一度植えると毎年花を咲かせる植物のことです。冬に地上部が枯れても地下部が生き続け、翌年再び芽を出す植物を指すことが多いです。​

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開花とは、植物がつぼみから花を咲かせる現象を指し、植物のライフサイクルの中で繁殖を目的とした重要な段階です。開花には品種ごとの遺伝的要因に加え、温度・日照・水分・肥料などの栽培環境が大きく関係しています。開花の時期や条件を正しく理解することは、ガーデニングにおいて花を美しく咲かせるための基礎知識の一つとなります。

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灌木とは、高さがあまり高くならない低木類のことで、一般的には、主幹と枝の区別がはっきりしない、3メートル以下の木本植物を指します。ドウダンツツジやアジサイ、サツキなどが代表的で、手入れもしやすいです。

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品種とは、ある植物の中で、花の色や形、実の大きさなどの性質が、明らかに他の植物と異なる栽培植物のことです。園芸品種や栽培品種の略称です。

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