話題のビオラ‘すみれ図鑑’はどう生まれる? 石川周太さんに聞く、交配から採種まで
多種多様な花色や花形で私たちを魅了し、選ぶ楽しみが尽きないビオラ。多くの花が登場しているなかで、いま話題をさらっているのが、ビオラ‘すみれ図鑑’です。名前のついた商品として世に出すまでには、多くのプロセスと長い年月を要します。最初の段階である交配について、この花を生み出した石川周太さんに、どんな作業をしているのか聞きました。
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石川周太さん
いしかわ・しゅうた●神奈川県の園芸店「グリーンファーム金沢本店」に勤務し、20年以上にわたって園芸に携わる。個人のインスタグラムのほか、幅広いテーマを取り上げて情報発信をしているハイポネックス ジャパンのYouTube「石川しゅーたの花が100 倍好きになる!」も大人気。
Instagram @shutaishikawa
YouTube「石川しゅーたの花が100 倍好きになる!」https://www.youtube.com/playlist?list=PLxSecB2S2YsKpqKxvCECGHCI0yBBF5xjl
ビオラの交配から採種まで
石川さんが育種した‘パルプンテ‘や‘すみれ図鑑‘などは、開花している親株から交配しタネをとるまでが石川さんの仕事。開花中にとったタネは冷蔵庫で保管し、6~7月に信頼できる花農家にタネを渡して、年内に出荷できるようプロに苗を生産してもらいます。
タネが成熟すると、さやが乾燥して徐々に茶色くなってくる。このくらいのタイミングでさやごと採取して品種ごとの袋に入れる。「さやの色が変わってきてタネがはじける寸前にとります。未熟なタネだと発芽率が落ちるので、タイミングは大事です」。
