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63歳ひとり暮らし、預貯金が減り始めて気づいた「残高チェックだけでは家計は守れない」

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中道あん

年金だけでは暮らせそうにない……それなら毎月10万円の収入を生み出す仕組みをつくる! そして住み慣れた大阪を離れ、自然豊かな黒部へ移住。60代ひとり暮らしの中道あんさんは、自分らしい暮らしを楽しみながら、新しいことに挑戦中です。今回のテーマは、預貯金が減り始めて気づいたこと。

秋になり、予期しないトラブルが重なって……

いよいよ、2026年も残すところあと2か月になりました。ひとり暮らしをはじめて約2年。わずか1年半で、大阪を離れて黒部に移住。ちょうど5か月目に入ったところです。

1年が終わりに近づいたころ、来年の予定を立て始めます。今から考えておかないと、来年になってから考えていたのでは「遅い」と思っています。それは、仕事のことだけでなく、お金のことだってそうです。そんなことを考え始めたとき、ふと気になったのが、今年の預貯金の減り方でした。

私の場合、ここ6、7年は月末にExcelチェックだけで資産管理をしていました。 残高が増えていれば「よし、OK!」という簡単なものです。お金の流れというよりも、増やすことに注意を払っていました。

ところが、今年は、現金が緩やかに減り始めたのです。

今年は、「旅に出よう」と決めていました。なので積極的に旅に出かけていたのですが、これまでのように「ポイ活」が上手くいかないことが裏目にでました。ウィーン旅行ではホテル代を自腹で支払うことになり旅行費用が嵩みました。そして、ひょんなことから黒部に移住。敷金・礼金、引越し費用、家具の購入などでまとまったお金を使いました。夏には、娘がめでたく結婚し、そのお祝いにお金を包みました。これらは、だいたい予想の範囲内で、使ったことに後悔はありません。

ところが、秋になり予期しないトラブルが重なりました。所有している賃貸物件の1つで、借主さんが黙って家を出ていってしまったのです。電話をかけても出てはくれません。それだけならまだしも、浴槽の底が大きく割れて抜けていたのです。「何をどうしたら、こんな状態になるのか」想像すらできません。これには、ほんとにびっくりしました。 家を修理しなければ、売ることもできないし、貸すこともできない。つまり不動産ではなく、負動産が1つ増えた気分です。

そして追い討ちをかけるように、 9歳になる愛犬が「前十字靱帯部分断裂」というケガをしてしまいました。これは、薬では根本的に治すことはできず、全身麻酔が必要な大掛かりな手術で治すしか方法がありません。 そのタイミングがいつになるのかは、まだ決まっていませんが、手術費用は40万円以上とのこと。費用の話になると、獣医さんの声が1トーン沈んだので、私もつられて、「そんなにかかるですねぇ」と声まで萎んでいきました。

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