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食器棚と小引き出しの収納のコツ|フォロワー約6万人のcata_coto_(カタコト)さんに聞く【ダイニングキッチン後編】

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cata_coto_(カタコト)

団地暮らし25年の間に、12回も引っ越したというcata_tcoto_(カタコト)さんに、「小さい暮らし」ならではのインテリアのコツを教わる第2回。【ダイニングキッチン後編】です。食器や日用品などをすっきり収納したいと思っても、どうしてもあふれてしまいがち。食器棚や小引き出しを紹介していきましょう。狭さを攻略するための知恵がひと目でわかります。

レトロなダイニングセットに刻む、家族の時間

オフホワイトでまとめられた流し台や備え付けの棚の向かいには、長年ともに年を重ねたダイニングテーブルと少しずつ買い揃えたアンティークチェア。廊下側に器を収納した小家具を置いて、食事スペースと収納スペースにゾーニングすることで狭いながらも空間にメリハリがつき、動線もすっきりしました。

テーブルは使い続けて13年になるでしょうか。既製の一般的なダイニングテーブルはわが家には少し大きくて、小さめのサイズをセレクトしました。細めの脚が部屋を広々と見せてくれ、引っ越し先のどんな部屋にもなじむナチュラルさも気に入っています。

一方、チェアは結婚当初から少しずつ集めているアンティーク。チャーチチェアやアーコールチェアなど、あえて形の違うものにしてそれぞれの個性を楽しんでいます。

食卓として、調理台として、家族が集う場所として、いつもわが家の暮らしの中心にあるダイニングセット。ついたシミや傷の分だけ、暮らしを支えてきたんだと思うと感慨深いです。

テーブル脇に小引き出しを置いて憩いのコーナーに。白い鉢の植物はコウモリラン。瓶にさしている枝はアセビ。引き出しの中には花切りバサミと自分で植えた植物のタネの袋や苗のタグを入れています。

テーブルは「モモナチュラル」のもの。サイズは125×77.5cm。ナチュラルなテイストを引き締めてくれる鉄製のスタンドライトは「womb brocante」で購入したアンティーク。

テーブル上にはコーヒーの木とこれから読みたい本を。古いコーヒーミルがブックスタンドの役割をはたしてくれています。

固定観念を取り払って、収納を自由に楽しみたい

壁一面に並べた棚と小引き出し。中には器やカトラリー、料理や暮らし関連の本、梅酒やレモンシロップなどの保存食を収納しています。

食器棚として使っている扉つきの5段の棚は、DIYが得意な友人につくってもらったもの。小ぶりですが収納力たっぷりで、豆皿やふだん使っていない器をのぞいて、ほぼすべての器がここにおさまっています。

収納専用の家具を買うのではなく、レンジの台にはテーブルを使ったり、右端の小引き出しの台にスツールを使ったり、あるもので工夫するというのもわが家らしいのかな、と。

見た目はゆるく、でもおさまるべきところに、ビシッとおさめることができると爽快です。

電子レンジの下の小引き出し

古道具屋で購入した7段の引き出しには、日用品を収納。収納物は上から順に下記のとおり。

体温計、耳かき、爪切り、ピンセットなどの身だしなみ関連グッズ。

えんぴつ、ペン、定規、メモ帳などの文具類。

裁ちばさみと大きめの万能バサミ。

のり、テープなど「貼る」関連の文房具。

のり、テープなど「貼る」関連の文房具。

ドライバー、ハトメパンチ、丸ヤットコなど日常と手芸で使う工具。

チャッカマン、ライター、電池などの消耗品を。

食器棚

1段めはガラスの器と碗を。
2段めは皿と茶碗、碗、小鉢を。
3段めはマグカップと急須、徳利を。
4段めは大きめの皿と形に特徴のある器を。
5段めは大鉢やどんぶりを。

しきりのおかげでグループ分けも楽々。

小引き出し

豆皿や豆鉢の収納にちょうどいい深さ。引き出しの上の部分が開いていて通気性があるので、木製のカトラリーを入れておいても安心です。



※この記事は『「小さい暮らし」の日々のピース』cata_coto_(カタコト)著(主婦の友社)の内容をWeb掲載のため再編集しています。

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