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初めての私にもできそう! プロが伝授 インドアグリーンのある心地いい空間のつくり方【観葉植物】

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園芸ガイド編集部

初めての私にもできそう! プロが伝授 インドアグリーンのある心地いい空間のつくり方【観葉植物】

窓際で光を受けるようにリズミカルにつるされているシッサスとリプサリス。風に揺れるとまるで自然に囲まれている気分に。

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植物を部屋の中に飾ってみたい。どうやったらセンスよく飾れる? 植物とインテリアを両立させるには? グリーン初心者でも、ポイントをおさえれば、部屋をおしゃれに見せることができます! フラワー&グリーンスタイリストのさとうゆみこさんにそのテクニックを教えてもらいましょう。

植物とインテリアを両立するための条件

心地いい空間を彩るには、自分の好きな、育てたい植物を選ぶことが大切です。それをインテリアの一部としてセンスよく見せるには少し工夫が必要です。

「まずは部屋全体のバランスを見るために引いて見て、植物のボリューム感などを考慮して置く場所を考えます。点在させて飾らず、集めて空間の中にいくつかポイントをつくるのも効果的です」と、さとうゆみこさん。

リビングに入ったすぐ右側のキャビネット。さまざまな器に入れられた植物がオブジェのように並べられ、他の雑貨とうまく溶け込んでいます。

テレビ上の棚。麻ひもなどの仕事道具も見せる収納になっていて、さりげなく置かれています。

アンティークのベビーチェアに置かれているのはタニワタリ。その下にはサボテンのマミラリアが。ふたつとも大きく存在感があって部屋のアクセントになっています。

植物も、小さいものや珍しいものでもいいのですが、インテリア視点で選ぶことが大事なんですね。

「垂れ下がるものなど植物の形状を生かしたり、大きさや高さのバランスを考えて選んだりしたほうがインテリア映えしたグリーンのある空間になります。植物の種類がどうこうというより、どのようにしつらえるかで大きく見え方が変わります」

グリーンは触れることでコミュニケーションを

さとうさんの自宅では、シッサス‘エレンダニカ’がリビングの真ん中の低い位置につり下げてあります。

「あえてじゃまになるようなところに置くと、体に当たったり、目線に入ってきたりするからコミュニケーションがとりやすいんです。育てるうえで、いちばん大切なのは植物とのコミュニケーション。よく観察すれば、この場所はよくないのかな、水をやりすぎなのかな、など変化に気づいて早めに対処できます」

目立つところに置くよさがわかるきっかけとなったのは、娘さんの言葉でした。以前、仕事で大きい観葉植物の鉢植えを部屋の真ん中に置いたことがあり、隅にどけようとしたら「植物と暮らしている感じがするからこのままでいいよ」といわれたそう。

「植物と暮らすというのは、自然の営みを身近で感じられるということ。インドアグリーンの価値はそこにあります。触れている時間が長くなるうちに、自然と自分の家に合う、合わないものがわかるようになりますよ」

部屋がおしゃれに見えるテクニック5

1 つるす

目線が上にいくことで、空間に背の高いグリーンを置いているような効果が。購入したときについているプラスチックのハンガーをワイヤにかえるとさらに見た目がよくなります。

2 プラスチックの鉢をそのまま使う

すべて陶製の鉢に植えていると、植えかえや移動がたいへんなので、プラスチックの鉢のまま陶製の鉢に入れ込みます。気分によって鉢カバーをかえられるだけでなく、中身の植物だけ屋外に移動して世話できるのでとてもラク。特に窓側につるす場合は、窓に当たる可能性を考えて、陶器やガラスの器を使用するのは控えます。

3 まとめる

部屋に点在させがちなグリーンを1カ所にまとめると、大きなグリーンになりインパクトのあるインテリアに。まとめる器をアルミやブリキなどの軽い素材にすると、屋外への持ち運びがラクで水やりもこのままできます。

4 使っていない器といっしょに飾る

使っていない鉢や花器なども植物と一緒にコーディネート。花器の位置は動かさないでおくと、植物が入っていなくても、そのスペースは不思議と絵になります。

5 ガラスの容器に入れて飾る

ガラスの容器に入れると、気軽にテラリウムのような雰囲気が楽しめます。フラワーベースはガラス製が多いので、いろいろな形のものを試してみるのがおすすめ。水やりのときの受け皿が必要ないのもいいですね。

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※この記事は『はじめよう!観葉生活』主婦の友社編(主婦の友社)の内容をWeb掲載のため再編集しています。
※2022年10月21日に配信した記事を再編集しています。

監修者

フラワー&グリーンスタイリスト

さとうゆみこ

フラワー&グリーンスタイリスト。「green & knot」を主宰。切り花や植物などのグリーンの使い方のアドバイザー、庭や企業のグリーンコンサルティングなどを手がける。自宅で行っているフラワーレッスンや草花の配達便も人気。

フラワー&グリーンスタイリスト。「green & knot」を主宰。切り花や植物などのグリーンの使い方のアドバイザー、庭や企業のグリーンコンサルティングなどを手がける。自宅で行っているフラワーレッスンや草花の配達便も人気。

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