初心者でもできる【フラワーアレンジメント】ドライフラワーで簡単! ミニブーケの作り方
雨が続くと、気持ちがうつうつとしてしまうもの。そんなとき、家の中に花があれば、気持ちも明るくなるのではないでしょうか。ここでは、ドライフラワーの魅力について、またドライフラワーを使用した初心者でも簡単にできるフラワーアレンジメントの方法をフローリスト・小野木彩香さんに教えていただきました。
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PROFILE
小野木彩香さん
おのぎ・あやか●フローリスト。
東京で庭と花を扱う「北中植物商店」を夫婦で営み、主に花部門を担当。
ウェディング・店舗装飾の他、イベント出店や教室も。
2024年秋には、2号店となる三軒茶屋店をオープン。
@kitanaka_plants
北中植物商店 三軒茶屋店
東京都世田谷区太子堂5-13-1
営業時間/11時〜18時
休/火曜、水曜
美しい枯れ姿を愛でる楽しみ。アレンジメントの幅も広がります
「花や植物は、いつか朽ちて枯れてしまうもの。でもその姿すらも美しいんです」と話す小野木さん。丁寧に乾燥させ、美しいまま保存したドライフラワーには、生花とはまた違う楽しさがあります。「ひとつは、生花より長い期間飾れるということ。水替えなどのお手入れも不要です。また、季節をまたいだ作品が作れるのも魅力。たとえば春の花と秋の花をひとつのスワッグ(壁飾り)にまとめることができ、アレンジメントの幅がぐっと広がるんです」
ドライフラワーの下準備
フレッシュな花を使う
ドライフラワーと、水ぎれして単に枯れてしまった花はまったくの別物。水ぎれした花は、花びらが落ち、変色してしまう可能性があります。乾かしたあとも美しさを保つためには、切りたて・摘みたての花を使うのがいいでしょう。
逆さにして乾かす
逆さにすると重力によって茎がまっすぐに伸びた状態で乾き、ぐんと扱いやすくなります。フックなどに引っかけ、壁につかないように気をつけて乾かしましょう。直射日光と湿気を避けられる場所が最適です。