記事ランキング マンガ 連載・特集

初心者でも育てやすい!多肉植物のおすすめ25選+小さなサボテン4選

公開日

更新日

園芸ガイド編集部

多肉植物とは、葉や茎、根の組織内部に水をためることができる植物の総称です。サボテン多肉植物の一種ですが、品種が多いので、一般的には多肉植物と分けて語られるようになりました。小さな多肉植物サボテンは、園芸店だけでなく、雑貨専門店や100円ショップでも売られています。手頃な値段で手に入りやすいのも人気の理由。園芸店で多肉植物として売られているもの25種に、小さなサボテン4種を加えてご紹介します! 

季節によって変化する葉がチャーミング!

1ワテル・メイエリー

春秋型。クラッスラ属
ぷっくり丸い葉っぱがかわいい! うっすらと産毛があり、よく日に当てることで、増えていきます。秋が深まるにつれて、全体が赤く紅葉し、冬には小さな白い花が咲きます。冬場は水やりを控えめに、葉がしわしわになってきたら与えましょう。

2花筏(はないかだ)

春秋型。エケベリア属
強靭で耐暑性にすぐれた品種。美しい赤紫色の葉は、日光に十分当てると、通年楽しめます。水やりは半月に1回程度たっぷりと。高温と直射日光は苦手なので、夏場は半日陰に。風通しが悪く、過湿になると根腐れをおこしやすくなるので梅雨時は注意。

3紅輝炎(こうきえん)

春秋型。エケベリア属
枝分かれしながら上に伸び、産毛の生えた葉は紅葉します。夏の高温多湿と直射日光は苦手なので注意が必要。冬場は直射日光が当たり、風通しのよい場所を好みます。-1〜2度まで耐えるので、室内であれば寒地でも大丈夫!

4パールフォンニュルンベルグ

春秋型。エケベリア属
青みがかった緑に、うっすらとかかる薄紫色の美しい葉が魅力。乾燥期には薄紫色が濃く色づき、ゴージャス度がアップ! 日照不足だと、幅広い葉がヒョロヒョロになってしまいます。日本の蒸し暑い夏は大敵なので、夏場の置き場所には注意。

5瑠璃殿(るりでん)

春秋型。ハオルシア属
まるで爬虫類の皮膚のような質感の葉で、人気のある品種。縞模様のある濃い緑色の葉が重なりながら、らせん状にロゼット型を形成します。強健で育てやすい品種。やさしい光が入る場所を好み、夏は涼しい日陰で管理を。直射日光に当てると、葉先から枯れるので注意。

6アフィニス

春秋型。エケベリア属
あるエケベリア属の中で、ブラック系の葉色をもつ原種がアフィニスです。よく日に当たると深い赤紫色になります。シックな葉色で寄せ植えにも最適な品種。夏の高温多湿には弱いので、風通しのよい日陰で育てます。

7デビー

春秋型。グラプトベリア属
マットな質感で葉色は赤みを帯びたグレー。紅葉すると全体的に赤みが強くなります。日光にしっかり当てると葉が太くなり丈夫に育ちます。反対に日光に当てないと葉の色がくすんだ緑色になってしまい幹やロゼット型が崩れてしまいます。

8黒法師

冬型。アエオニウム属
つやのある黒紫色の葉が魅力ですが、日照不足になると緑色が強くなってしまいます。春・秋・冬はたくさん日光に当てて、風通しのよい場所、夏は涼しい半日陰で管理を。茎の上部にロゼット状の葉をつけ、花のような株立ちで上に伸びて成長していきます。

9デレンオリバー

春秋型。エケベリア属
紅葉時には葉を縁取る赤色がかわいい人気の品種。日照が不足しているのに水をやりすぎると徒長しやすいので、日照と水やりのバランスには注意してください。耐寒性は-2度程度なので冬でも心配ありません。

10 クーペリー

春秋型。クラッスラ属
灰緑色に赤黒い斑が入った葉が印象的。暑さや乾燥に強い品種ですが、夏の直射日光は避けましょう。日照が不足すると間延びしてしまい、茎が折れやすくなってしまいます。耐寒温度は5度。冬の水やりは控えます。

11 紫麗殿(しれいでん)

夏型。パキフィツム属
よく日光に当てると紫色が濃く出ます。春と秋の水やりは土が乾いたら、鉢底穴から水が流れ出る程度たっぷりと。秋と冬は半月〜1カ月に一度土の表面がぬれる程度与えます。日照不足、水不足、肥料が多すぎると、紫色がまだらになります。

寄せ植えとは、複数の植物を1つの鉢やプランターにまとめて植えることです。花の色や形、高さのバランスを考えることで、美しいアレンジが楽しめます。同じ環境を好む植物同士を組み合わせるのがコツです。季節ごとに植え替えれば、年間を通じて楽しめる人気のスタイルです。

詳細を見る

多肉植物とは、​乾燥地帯に適応するため、葉や茎、根に水分を貯蔵する組織をもつ植物の総称です。アロエ、エケベリアなどが代表的です。​ぷっくりとした独特の形状や多様な色彩が特徴で、室内外の観賞用として人気があります。

詳細を見る

ロゼットとは、地面に葉が放射状に広がるように生える植物の葉の形を指します。タンポポが代表的な姿です。

詳細を見る

サボテンとは、乾燥地帯に自生する多肉植物の一種で、多くの品種が葉の代わりにトゲを持ち、茎に水分を蓄えることで過酷な環境でも生き延びる性質を備えています。メキシコや南米原産のものが多く、日本では観賞植物として親しまれており、ユニークな姿や鮮やかな花が魅力です。丈夫で乾燥に強く、水やりの頻度が少なくてすむことから、初心者にも育てやすい植物として人気があります。ただし、過湿や寒さには弱いため、水やりは土が完全に乾いてから行うことや、冬場は暖かい場所に置くなど、基本的な管理を守ることが大切です。鉢植...

詳細を見る

根腐れとは、土の水はけが悪いことによって、植物の根が腐ってしまう状態をいいます。肥料の与えすぎでも根腐れが起こることがあります。根腐れをほうっておくと、葉がしおれたり枯れたりします。

詳細を見る

株立ちとは、一本の太い幹ではなく、根元から複数の幹が立ち上がる樹形を指します。自然な風合いが魅力で、雑木風の庭づくりに向いており、庭木としても人気です。代表的な植物にはアオダモやシマトネリコなどがあります。

詳細を見る

冬越しとは、寒さに弱い植物を冬の寒さや霜から守って生き延びさせるための管理方法です。屋外に置いている鉢植えを室内に取り込んだり、花壇の土の表面にワラや落ち葉などを敷き詰めたりします。

詳細を見る

肥料とは、植物が健やかに生長するために欠かせない栄養素を補給する材料のことです。おもにチッ素、リン酸、カリウムを三大要素とし、それぞれ葉の生長、花や実の形成、根の発達を助けます。有機質肥料と無機質肥料に分類され、有機質肥料は堆肥や骨粉など自然由来で、土壌改良にも効果的。一方、無機質肥料は成分が均一で即効性が魅力です。ガーデニングでは植物の種類や生長段階を考慮し、適切な肥料選びと施肥のタイミングが大切です。

詳細を見る

株元とは、植物の茎が地面と接するあたり、根元の部分を指す言葉で、水やりやマルチング、病害虫の発生チェックなど園芸作業の上で注目すべき場所です。特に多年草や樹木では、株元の通気性や湿度が健康維持に大きく関係し、落ち葉や腐葉土のたまり過ぎによって蒸れたり、カビが発生するリスクもあるため注意が必要です。冬越しや剪定後の管理でもポイントになる場所です。

詳細を見る

徒長とは、植物の茎や葉が不自然に間延びしてひょろひょろと生長してしまう状態を指します。日照不足、チッ素肥料の与えすぎなどが原因で、弱々しい株になりやすく、病害虫にもかかりやすくなります。

詳細を見る

品種とは、ある植物の中で、花の色や形、実の大きさなどの性質が、明らかに他の植物と異なる栽培植物のことです。園芸品種や栽培品種の略称です。

詳細を見る

原種とは、交配などで改良された植物の親や祖先にあたる種のことです。人間の手による品種改良や交配が行われていない、自然のままの状態で存在する野生種のことを指します。

詳細を見る
画面トップへ移動