整理収納アドバイザー sakkoさんが語る、SNSを仕事につなげるためのスキルアップ術とは?
history 仕事ヒストリー
ファッションバイヤーとして国内外を飛び回っていました
今の仕事を始めるまでは、約20年ファッション関係の販売とバイヤーとして勤務していたsakkoさん。
「国内外を出張で飛び回り、新しいブランドやクリエイターを発掘するのが仕事。出店交渉をしたり、オリジナル商品の開発やイベントを計画したり。とても忙しい毎日でした」
やりがいは感じていたし、発掘から仕入れ、販売までビジネスの一連の流れを経験できたことは貴重な財産。多くのデザイナー、企業と接点を持てたことも、この仕事ならではの魅力だったとsakkoさんは振り返ります。
「他の人がまだ知らないものを見つける力、ものへのこだわりは、間違いなくこのバイヤー経験が生きていると思います」
仕事道具をすっきり収納するコツは?
中身が透けないホワイトグレーで統一
PCはデスク以外に定位置をつくる
布をかけてゴチャつきを目隠し
start a business 起業、私の場合
sakkoさんの起業STEP
会社員のうちに資格を取得
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インスタグラマーデビュー
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依頼が徐々に増え、退職を決意
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退職。整理収納アドバイザーとして活動を開始
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開業届を提出
好きなことを仕事にできる!と知り、即行動。資格取得へ
会社をやめたいなと思い始めたところに、整理収納アドバイザーという資格があることを知りました。
「以前からインテリアや暮らしを整えることは好きでしたが、まさかそれが仕事になるなんて想像もしていなかったんです。『私に合う仕事はこれだ!』と直感で講座に申し込みました」
整理収納アドバイザー1級の取得には筆記試験と実技試験が課されています。実技には資料作りやプレゼン技術などが必要で、バイヤー時代のスキルを大いに生かすことができたそう。講座受講後すぐにInstagram投稿をスタート。通勤時間を使って毎日発信しました。
「大変でしたが、当時はこの時間が大きな楽しみになっていました」
今も役立っている会社員時代の経験・スキル
・新しいものを発掘する力
・プレゼンスキル
・市場を読む力
・ターゲット層の設定
もっと人の役に立ちたい。ビジネス講座も受講しました
当時、整理収納ジャンルは同居家族がいる女性からの発信が中心。
「だからターゲットをひとり暮らしに設定し、クローゼットの整え方や心地いい部屋づくりのコツを投稿しました。フォロワーが4万人くらいになったころ書籍出版などの仕事依頼が来始めました」
フォロワーが13万人を超えたころ、勇気を出して退職。仕事は順調に増えましたが、時はコロナ禍。開業届の提出を自粛していたら、初年度の確定申告で青色申告ができず税控除が受けられなかったという失敗もしたそうです。
「事務も集客も自己流でした。その後ビジネス講座を受講したらお客様が急増。スキルを磨き続けることの大切さを痛感しています」