もう衣替えはしなくていい!【すっきり収納】のコツ。エッセイスト 金子由紀子さんの【持たない暮らし】
STEP③ バリエーションを増やす小物は多めに
小物を使い分けて、イメージを変える!
いくら組み合わせやすいといっても、無地や定番の洋服をただ着るだけでは味もそっけもありません。華やかさをプラスするため、スカーフやストール、ピアスやネックレスなどの小物は多めに持つようにしています。
外出先や気分、天気などで小物を使い分ければ、同じ服でもイメージが変わり、気分もアップ。アクセサリーなどはたくさんあっても場所をとらないので、あれこれ試して楽しんでいます。
帽子
ネックレス
スカーフ
STEP④ 引き出しは「ずらし置き」で、衣替えなし
「立てる」より「ずらす」ほうが実用的 雑誌などで、洋服をたたみ「立てる収納」をよく見かけます。確かに見た目が美しく、たくさんしまえますが、1着抜くと必ず崩れるのが欠点。そのつど直すのはストレスです。
そこで私は、たたんだ服を少しずつ「斜めに重ねてずらす収納」にしました。種類が違う服でも厚さを気にせず置け、出し入れがラク。持っている服もパッと見てわかります。
この方法で、春夏もの、秋冬もの、趣味のもの、それぞれ引き出し一段に入るだけの数を持つのがルール。衣替えの手間がないのも◎。
春夏もの
秋冬もの
趣味のもの
服がきつくなったら……
プロフィール
金子由紀子
かねこ・ゆきこ●1965年生まれ。エッセイスト。一人暮らしの学生時代から、少ないもので楽しく暮らすノウハウを構築。出版社での書籍編集者を経て、フリーランスに。『暮らしも人生も整う!クローゼットの引き算』(河出書房新社)、『持たない暮らし』(アスペクト)など著書多数。
※この記事は「ゆうゆう」2023年5月号(主婦の友社)の内容をWEB掲載のため再編集しています。
ゆうゆう2023年05月号
「部屋の中が散らかっている人は、心の中も散らかっている」。これは案外本当のことかもしれません。揺れ動く心のように、片づけたそばから部屋の中が散らかる方、今月の『ゆうゆう』5月号の特集は必見です。すぐに散らかるのはなぜ? 家族が散らかすから? 捨てるのが苦手だから? 買うことが好きだから? 「散らかる理由」を徹底解明しました。そして、リバウンドしない、あなたの家にぴったりな収納法を紹介。心を整えるには、まず部屋の中から。いつもすっきりした部屋を保てれば、心もすっきり片付くはず。キッチンから、クローゼットから、引き出し一つからでもOK、すっきり生活を始めませんか。
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