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【ラストマン第4話】泉(永瀬廉)のアクションシーンが話題に!かっこよすぎて何回もリピートした人も

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田幸和歌子

福山雅治と大泉洋が「無敵のバディ」となって難事件を解決していく、TBS日曜劇場のエンターテインメント。第1話ではエンディングのアドリブも話題になりました。上川隆也、吉田羊、King&Prince永瀬廉と、共演者も魅力的。数々のドラマのレビューを執筆する田幸和歌子さんに、今週の「ラストマン」を語っていただきます。(ネタバレにご注意ください。)

【ラストマン第3話】皆実(福山雅治)と心太朗(大泉洋)、そして佐久良(吉田羊)の三角関係(?)にも目が離せない

福山雅治主演×大泉洋出演×黒岩勉脚本のTBS系日曜劇場『ラストマン―全盲の捜査官―』の第4話が、5月14日に放送された。

ジョギング中の皆実(福山雅治)と吾妻(今田美桜)は突然倒れ込んだ男性と遭遇。その後、病院で男性の死亡が確認される。

外傷はなく事故死と見られていたが、違和感を覚えた皆実が病理検査を依頼すると、死因は毒物によるものだと判明。さらに遺体の手にはオオカミを模した謎の紋章が刻印されていた。

心太朗(大泉洋)の調べで同様の犠牲者が3人いること、そしてその全員が国家規模の事件に絡む要人だということがわかり、公安・捜査二課とも連携した大掛かりな捜査が始まる。

一方、皆実たちは、被害者の妻に話を聞きに行く。吾妻の話により、被害者の手に刻印されていたマークが、痴漢の犯人を特定しやすくする“痴漢撃退スタンプ”だと判明。被害者は、スタンプに付けられた針で刺されたのではないかと考察が進む。

実は、被害者は過去に痴漢の容疑で捕まっており、無実を主張していたものの、示談金を払うことで済ませていた。その経験から、被害者の妻は「痴漢冤罪被害者の会」に入会しており、そこで痴漢撃退スタンプをもらったという。

そこで、皆実たちは痴漢冤罪被害者の会の代表・真鍋美雪(伊藤歩)の元を訪ね、一連の事件が痴漢を狙った連続殺人事件であることを明らかにする。

そんな中、新たな毒針の被害者が現れる。その被害者の自供により、痴漢グループの存在や、一連の事件の被害者が全員そのメンバーだったことがわかる。痴漢グループのSNSでは、新たな犯行が画策されており、皆実たちは現場へと急ぐ。

皆実と心太朗の連携の結果、突き止めた犯人は真鍋だった。その後の取り調べで、真鍋は自身の婚約者が痴漢冤罪で逮捕された後に、自殺してしまったと話し出す。濡れ衣を着せられた痴漢グループを恨むようになり、犯行に至ったという。

しかし、実際には真鍋の婚約者も痴漢グループの一員であったことを心太朗が指摘。毒針スタンプの件が報じられてから、痴漢の認知件数が激減していたことで、真鍋の行為がある種の正義かのように思われたが、私的制裁の危うさを感じさせる展開だった。

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