また、吾妻は真鍋を制止しようとした際に、毒針が刺さってしまったが、その後無事に目を覚ます。吾妻を見舞いに来ていた皆実はとあることを語りだす。

10年前、吾妻は盗撮・ストーカーの被害を受けていたが、ネットで見かけた皆実の記事に励まされ、警察を志すようになったという。その際に皆実に手紙を送っていたが、その送り主が吾妻だと皆実は気付いていたのだ。正義の心が新たな正義を生み出すような、素晴らしい関係性が描かれていた。

第4話放送後、SNS上では「痴漢冤罪」がトレンド入りしており、様々な議論が交わされていた。「痴漢を憎んでいるのは冤罪被害者も一緒です。全ての元凶は痴漢なんです」と真鍋が語るように、痴漢冤罪の危険性ではなく、痴漢犯罪自体が問題である点にフォーカスされていた点を評価する声が多く見られた。

扱いを間違えれば炎上すらしかねない題材を取り上げたチャレンジングな回だったが、視聴率は12.4％と高水準をキープ。その数字を支えている一因として、泉役を演じる永瀬廉の存在もあるだろう。
好意を寄せる吾妻が刺されたこともあり、逃走した痴漢犯を身を挺して逮捕。その際のアクションシーンに対して、「かっこよすぎて何回もリピートした」「アクションがスマートで惚れた」などの声が寄せられた。

キャストのそれぞれの人柄が丁寧に描かれる本作。今後も癖強め刑事たちの活躍に注目が集まる。