手作り簡単!酸味が絶妙【チェリーのジャム】と、エキゾチック【バナナのジャム】の作り方
果物と砂糖、基本はこの2つの食材だけ。ジャムはほんとうにシンプルな保存食です。「だからこそ、味と香りと酸味や甘みの絶妙な配合で、驚くほど違った顔を見せてくれます」というのは、お菓子研究家の飯田順子さん。今回はアメリカンチェリーのジャムと、バナナを使ったジャムのレシピを紹介しましょう。
チェリー&赤ワインジャム
欧米ではチェリーのジャムは一般的。
アメリカンチェリーの鮮やかな赤を生かし、酸味と香りを楽しんで!
すぐ食べてしまうなら、保存びんは熱湯消毒でOK。
煮沸消毒すれば、常温で3〜6カ月保存できます。
材料 (約450㎖分)
アメリカンチェリー(さくらんぼでも)……300g
グラニュー糖……180g
レモン汁……1/2個分
赤ワイン……30㎖
※赤ワインはフルーティーなピノ・ノワールなどがよく合う。
保存びんを煮沸消毒しておく
鍋に保存びんが完全に沈むくらいの量の湯を沸かし、よく洗った清潔な保存びんとふたを入れ、3〜4分沸騰させる。
火を止めてとり出し、清潔なふきんに伏せて水分を蒸発させ、熱いジャムを口まで詰め、すぐにふたをきっちり閉め、さかさにして冷ます。
作り方
①チェリーはよく洗って軸をはずし、切れ目を入れて種を抜く。
②鍋に入れ、グラニュー糖とレモン汁を加えてまぜ、30 分ほどおく。
③水分が出てしっとりしたら強火にかけ、沸騰したら中火にする。
④アクをとり、へらで絶えずまぜながら20 分ほど煮詰める。
⑤とろみがついてきたら赤ワインを加え、一煮立ちさせて火を止める。