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【12星座別 山田ありすのHAPPY占い】2023年6/11 逆行中の冥王星が山羊座に戻る。新旧のバランスが鍵

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山田ありす

占星術の世界では、「天体の逆行」という考え方があります。占い好きの方は、「水星逆行中だから、遅刻やメールの誤送信に注意して」といったアドバイスを聞いたことがあるかもしれませんね。

2023年3月24日、冥王星は水瓶座入りしました。そして2023年5月2日から約5か月間は逆行し、2023年6月11日~2024年1月21日の間は山羊座に戻ります。
そもそも逆行とはどういう意味なのでしょう。また、水瓶座入りした冥王星が山羊座に戻ることで、私たちはどんな影響を受けるのか、新月満月占いで人気の山田ありすさんに伺いました。12星座ごとのハッピーアドバイスもぜひチェックしてみてください。

冥王星は逆行し、2023年6月11日山羊座へ 

天体の逆行とは、どういう意味?

占星術では、天体はホロスコープ上を反時計回り(順行)に動き、逆行(℞)では天体がホロスコープ上を時計回りに動きます。
そのため、いったん次の星座に移動した天体が、以前滞在していた星座に戻ることもあります。この状態は、“過去を振り返る、行きづまる、滞る”などの表現となります。
例えば、水星はコミニケーションや知性、通信の意味として扱われていますので、それが逆行=“過去に戻る、行きづまる、滞る”と合わさると「水星逆行中は通信状況や電話やメールが滞る」「待ち合わせに遅れないように」などのアドバイスが生まれてきます。

しかし、天文の世界では、実際に天体が逆に戻る動きをしているわけではありません。
太陽を回っている各天体たちは楕円を描いていると考えられており、太陽から遠い天体ほどスピードが遅くなります。(ケプラーの法則)
そのため、地球より太陽に近い天体(水星・金星)は、地球を追い越してしまう期間があり、逆に地球より外側の惑星たちは地球に追い越される期間があります。これが逆行です。
これを知ると、水星や金星は早とちりに注意が必要な印象を受けますが、火星以降の天体たちからすると、地球に置いていかれてしまう感じもします。
ただし、占星術では一般的に“滞る”と解釈している人が多く、これが浸透しているように思います。

2023年6月11日~2024年1月21日 冥王星が山羊座へ

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2023年3月24日、冥王星は水瓶座入りしました。
そして2023年5月2日から約5か月間は逆行し、2023年6月11日~2024年1月21日の間は山羊座に戻ります。

この、冥王星が山羊座に戻る期間は、そこで、大きな変化改革の前に一旦立ち止まることが必要となるのかもしれません。
刷新しなければ……と先走る気持ちとは裏腹に、状況はまだその思いに追いついてなさそう。
前回解説した木星の牡牛座への移動も考えると、今は慎重さにツキがある時です。


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冥王星が山羊座に滞在中の過去約15年間の伝統を、私たちが置き去りにしてはいけないように思えてきます。
情報過多と言われつつ、進化が止まらないSNSの影響力。より多くの人に衝撃を与えることが、まるで個人の能力の全てのようになっている節がありますが、才能の判断基準がそれに偏りすぎる事で起こる歪みにも注目しないと。
老害と言う言葉もよく耳にしますが、高齢者を敬う気持ち、歴史や先人の知恵に対する感謝も必要な気がしています。
過去の蓄積されたデータ・経験や実績により安全な対策をとれる事もあると思うので、冥王星が山羊座に戻る期間、新旧のバランスを大切に、皆が穏やかに過ごせますように。

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