「お買い得品」をつい買っていませんか?節約のプロがしている【上手な買い物術】を解説
贅沢をしているわけでもないのに、なぜかお金が貯まらない……。そんなあなたが何げなく行っている習慣は、もしかしたらお金が「貯まらない人」のものかも? 月刊女性誌『ゆうゆう』読者のお金にまつわる習慣を、ファイナンシャルプランナーの畠中雅子さんにチェックしていただきました。
▼「貯まらない人」シリーズ第1回▼
財布の中がポイントカードでパンパン!【貯金ができない人】の8つの習慣もあわせてお読みください。
お金が貯まらない人の習慣①
買い物はスーパーに日参! お買い得品やタイムセールという言葉に弱い(58歳)
畠中チェック!
毎日スーパーに行くのはいいと思います。ただし、「安い!」というだけで計画性なく買うと、うっかり貧乏になる可能性が大!
目先の安さより、本当に必要かどうか、使いこなせるか、適正予算に合致しているかで判断しましょう。
お金が貯まらない人の習慣②
「あれ? どこだっけ?」が口ぐせ。いつも何かを探している(67歳)
畠中チェック!
マチュア世代になると正直、「あれ? どこだっけ?」は日常茶飯事。だからといって、「100円ショップで買った安いものだから、なくしてもまた買えばいいか!」などと思っていませんか。
爪切り、体温計、ハサミ、ホチキス……よくなくすものは、「なくすとちょっと惜しい!」と思える程度に少しだけ高いものを買うと、しっかり管理できるようになりますよ。
お金が貯まらない人の習慣③
友人に誘われるまま、気が乗らない格安ツアーに何度も参加している知人(66歳)
畠中チェック!
ゆうゆう世代は、何かひとつ自分が大切にすること、こだわりをもつといいですよね。観劇でも、趣味でも何か一点大切なものができると、それ以外は浪費しなくなります。
もちろん現役世代の感覚のままでいたり、こだわりが強すぎたりでは老後資金を食い尽くしてしまうのでご法度ですが、散財とは違う、人生を豊かにするために使うお金というのも大切だと思います。