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名書店員に聞く【おすすめの本】3選。毎日の献立のヒントにもなるエッセイ&コミックエッセイ

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ゆうゆう編集部

栁下さんおすすめ【おいしい本】BEST3

1位 『巴里の空の下 オムレツのにおいは流れる』

石井好子/著
河出文庫(河出書房新社)748円

1950年代の古きよきパリの空気が感じられる、料理や食に関する11のエッセイ。第11回日本エッセイスト・クラブ賞受賞作。

「『下宿先のマダムが作ってくれたバターたっぷりのオムレツ』『仕事仲間と夜食に食べた、あつあつのグラティネ』など、おいしいものへの愛情あふれる描写で、作ってみようかなと思わせるレシピが満載です」

2位 『しょうゆさしの食いしん本スペシャル』

スケラッコ/著
リイド社 1650円

作りたくなる、食べたくなる、飲みたくなる、誰かと一緒に楽しみたくなる、そんなコミックエッセイ。

「表紙からおいしさが匂い立つよう! 簡単レシピ、お取り寄せ、ご当地グルメガイドにジャンクフード。どれもが想像のちょっと上をいく内容です。数多ある食エッセイよりも少しワイドサイズで、オールカラー。その増量感もたまりません」

3位 『大衆食堂に行こう』

東海林さだお/著
だいわ文庫(大和書房)880円

漫画家・エッセイストの東海林さだおさんがこれまで発表した膨大な作品の中から、「大衆食堂」をテーマに選りすぐったエッセイ集。

「飲食店が大打撃を受けているこのご時世に、懐かしの大衆食堂からチェーン店、立ち食いそば店まで、すべての飲食店にエールを送る内容。こんな時代だからこそ読んで、町の飲食店を応援しましょう!」

※この記事は「ゆうゆう」2021年8月号(主婦の友社)の内容をWEB掲載のため再編集しています。

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