【VIVANT第4話】「こういう堺雅人が見たかった!」SNS上では、数々のVIVANTネタが生み出される
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田幸和歌子
超豪華俳優陣の共演でいま目が離せないTBS日曜劇場「VIVANT」。第1話では、雄大な砂漠に激しいカーチェイス、ヤギの大群が暴走するなど、スケールの大きい海外ロケシーンに圧倒されました。数々のドラマのレビューを執筆する田幸和歌子さんに、今週の「VIVANT」を語っていただきます。
※ネタバレにご注意ください
★前回はこちら★
【VIVANT第3話】出演しているだけで怪しい小日向文世、迫田孝也に、今後の展開が全く読めない
堺雅人が主演を務め、阿部寛、二階堂ふみ、松坂桃李、役所広司ら超豪華俳優陣が送るTBS日曜劇場『VIVANT』の第4話が8月6日に放送された。
システムを改ざんして誤送金を仕組んだ人物が、財務の太田(飯沼愛)だと突き止めた乃木(堺雅人)たち。野崎(阿部寛)たち公安は、太田の自宅へ急行するが、そこに太田の姿はなかった。
その後、押収した証拠品から、太田が“ブルーウォーカー”と呼ばれる有名ハッカーであることが明らかになるが、テントとの繋がりを示すような情報は見つからず。野崎たちは、太田が何者かに脅されて、誤送金を行ったのではないかと疑い始める。事件前に太田と頻繁に連絡を取っていた人物に連絡し、待ち合わせをすることに。
待ち合わせ現場にやってきたのは、丸菱商事の専務・長野(小日向文世)だった。太田との関係について問い詰められると、二人が不倫関係にあったことを告白する。続けて野崎は、長野の経歴上の空白の2年間について探りを入れるが、薬物に手を染めたことから更生施設に入っていただけということが判明。長野は、今回の事件とは一切関係ないようだ。
乃木たちは来日したジャミーンを見舞いに行くことに。ジャミーンと共に来日していたドラムが自作のアルバムを披露する。すると、バルカで撮られたはずのその写真の数々の中に、なぜか乃木の同僚である山本(迫田孝也)が戦闘服姿で写っていた。乃木と野崎は、太田を利用した黒幕が山本であると確信する。
野崎たちは、まだ生きていることが判明した太田の元へ急ぐ山本の尾行を開始する。そんな山本を助けたのは、山本と同じ“テントのモニター”だと名乗る黒須(松坂桃李)だった。
しかし、黒須が山本の味方というのは真っ赤な嘘。黒須は“別班”の一員であり、山本を処分するために現れたのだった。衝撃の事実を知らされ、戸惑う山本の前にもう一人の人物が姿を現す。その人物とは、乃木だった。