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【大人のひとり暮らし】鎌倉の古民家をD I Y で自分仕様に!山下りかさんの自然を慈しむ暮らし

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ゆうゆうtime編集部

住まいのこと

ボロボロだった古民家の修繕に挑戦

「『ママ、ここに住むわけ? 怒るよ!』と、ボロボロだったこの家の写真を見た子どもたちは大反対。でも、選択肢が多くなかった私には、ありがたいお話だったんです。アメリカでDIYが身近な暮らしも体験して、賃貸の家でできなかったことが、ここなら思いきりできるとも思いました」

それから約3カ月の間、近くの借家で仮住まい。大工仕事が得意な友人の力も借りて修繕を施し、築60年超の家に新しい命を吹き込んでいきました。完成時に「この上で寝たい」と思ったほど気に入っているレンガの土間は、子ども時代、祖父母の家にあった土間がイメージの源。木枠のキッチンは、穴が開くほど眺めていた洋書のワンシーンを彷彿とさせます。

キッチンは山下さんがスケッチを描き、友人が製作。「無印良品のかごは手持ちのものですが、引き出しとして使ってみたかったんです」

ガスオーブンはもらいもの。「オーブン料理は手軽なので、アメリカで覚えたものをよくつくっています」

シンクと水栓はネット通販で購入。

庭で摘んだ花をさりげなく食卓に。

階段下にあたる空きスペースに棚板をつけて、普段使いの食器置き場に。

高知出身の植物学者・牧野富太郎ゆかりの植物園で購入した、バイカオウレンのスケッチ。

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