【クリスマスローズの鉢栽培】小さい苗から大株に育てるコツを園芸ソムリエが伝授【ガーデニング】
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園芸ガイド編集部
大株づくりのポイント
小さなポット苗からでも、3年ごとに鉢をサイズアップして株を充実させていくことで、10号鉢程度の大株に育てることができます。
適したタイミングに施肥をするなど管理がうまくできれば、花芽が充実して花茎が何十本も上がります。その結果、花がたわわについてボリューム満点の姿になるのです。クリスマスローズの大株は、1鉢あるだけでも早春の庭がパッと明るく華やぎますね。
花つきをよくするための鉢の植えかえ作業
有島さんが植えかえを行うのは、花が終わったころ。その理由と作業のしかたをくわしく教えていただきます。
植えかえQ&A
有島さんに、植えかえについての3つの質問に答えていただきました。
Q なぜ花後の植えかえがおすすめですか?
A「3月はまだ花が咲いていて、株に勢いのある時期。そういうときはやや荒っぽい作業をしても株へのダメージが少ないのです。植えかえることで新しい根が出てきて、それに比例して地上部の芽も勢いよく伸び、充実します。翌年の花つきもよくなるのです」
Q 植えかえのペースはどのくらいですか?
A「植えかえのペースの目安は2〜3年に一度。水やりの際、なかなか水が土にしみ渡らずにプール状にたまってしまうようなら、根が回っている可能性が高いので植えかえの時期です。そのような状態の根は肥料分も吸収できないので、早めに植えかえましょう」
Q 鉢を大きくしたくない場合の植えかえのしかたは?
A「置き場所などの都合で鉢を大きくしたくない、鉢のサイズアップをしたくないという場合は、同じ大きさの鉢に植え戻してかまいません。その際、根鉢は半分程度までくずすようにしましょう。根鉢を小さめにして、鉢に新しい土をできるだけ多く入れるのがコツです」
※この記事は『クリスマスローズの咲く庭づくり』主婦の友社編(主婦の友社)の内容をWeb掲載のため再編集しています。
※2022年11月16日に配信した記事を再編集しています。
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園芸ソムリエ
有島薫
ローズライフアドバイザーで園芸ソムリエ。長年、園芸店でアドバイザーを務めたのち、現在は講習会や園芸誌、園芸番組などで活躍。自身のバラやクリスマスローズの栽培記録が満載のブログ「Fragrance World」も人気。
ローズライフアドバイザーで園芸ソムリエ。長年、園芸店でアドバイザーを務めたのち、現在は講習会や園芸誌、園芸番組などで活躍。自身のバラやクリスマスローズの栽培記録が満載のブログ「Fragrance World」も人気。
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