知ってる?あさりの成長を促して、うまみ成分を増やすコツ。魚介をおいしくする【昔ながらの家事コツ】
生のいかをまっすぐ切るなら半解凍のときに
生のいかやたこはグニャグニャしていて、まっすぐ切るのは至難のワザ。
ところが、切る30分ほど前に冷凍室に入れて半冷凍にすると、わが目と腕を疑うほど細く、まっすぐに切ることができます。
これで、いかそうめんもおまかせ。冷凍保存した刺し身も、ぎりぎり包丁で切れるかたさまで解凍した状態だと、きれいに切れます。
冷凍保存のえびやいかはかたくり粉でくさみ抜き
冷凍保存していたえび、いか、たこは、解凍すると生もの特有のくさみが気になります。
そんなときは、かたくり粉の出番。
解凍する前にかたくり粉をまぶし、洗って生ぐささをとって。
粒子がこまかいかたくり粉なら、手では洗えない部分についた、くさみの原因になる汚れがとれます。
たこは大根おろしを加えて煮るとやわらかく
煮るとかたくなりがちなたこ。
先に調味料を入れるとかたくなりやすいので、とろ火でゆっくり煮てから味つけを。
また大根おろしを加えて煮ると、大根に含まれる酵素「プロテアーゼ」の働きでやわらかく仕上がります。
生のたこをゆでるときは、飲み残しのビールを加えても。炭酸がたんぱく質を分解し、やわらかくなります。
あさりの砂出しははちみつを加えておいしく
ぶどう糖を海水に入れると、あさりの成長が促進され、うまみ成分が増加します。
これをあさりの砂出しにも応用。
海水に近い塩分濃度3%前後の塩水にはちみつを1滴加え、あさりの頭が少し出る程度につけます。
暗い場所におくか、光を通さないようにふたをして、3〜4時間おいて。
うまみ成分「コハク酸」の量がふえ、酒蒸しやみそ汁のおいしさアップまちがいなしです。
※この記事は『昔ながらの家事コツと裏ワザ750選』主婦の友社編(主婦の友社)の内容をWEB掲載のため再編集しています。
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